概要
それまでの海の記念日を国民の祝日化したもので、明治天皇が初めて軍艦以外の汽船で東北地方を巡幸し横浜港へ帰港した日(明治9年)にちなんでいる。
国民の祝日に関する法律(祝日法)2条では、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としている。
国土交通省の文書の記述などによると「世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている国は唯一日本だけ」という。
Pixivにおける「海の日」
Pixivに投稿される作品でこのタグを用いるものは、
例外はあるものの殆どの場合はギャグマンガ日和に登場する河合曽良、
さらに厳密に言えば彼の笑顔を主体とした作品である。
よってここでは、河合曽良と海の日の関係性について記述するものとする。
河合曽良と海の日を関連付けたのは、
ギャグマンガ日和原作の第29幕(JC巻の2収録)、『メカマツオ』という回である。
曽良の俳句を貶してしまった芭蕉が曽良に絶交され、
旅を別々に行なうと言った曽良に芭蕉が何とか同行しようとする話だが、
その中の2コマで芭蕉が曽良に「曽良はどういう時に笑うのか」という趣旨の質問を
投げかけた際の回想シーンが登場する。そこで芭蕉は
「曽良くんって全然笑わないけど、どういう時に笑うの?海の日?」
という発言をしている。それに対して曽良は、
「いらなくなった物とか処分してさっぱりした時とかに笑うでしょうね…」
といった発言をしているため、別に実際に海の日に笑うわけではない。
しかしこれによって、普段笑わない曽良の笑顔と関連した唯一の日が海の日となり、
海の日には曽良の笑顔を描くのが、自然とファンの間での暗黙の了解となった。
しかし、「いらない物の処分をした際に笑顔」という本人の発言から、
芭蕉本人や彼の友であるマーフィーくん(人形)に何らかの断罪を加える描写も多い。
関連イラスト
その他の例
多くはないものの、「龍咲海の日」(魔法騎士レイアース)ネタでの投稿もある。