概要
垂直尾翼を貫くエンジンが特徴的な3発機である。ライバルはロッキードL-1011とボーイングb747。
種類
DC-10-10
基本的なタイプ。アメリカン航空などが導入。
-30、-30ER
長距離路線向けの機体。日本では日本エアシステムが導入。-30ERはさらに航続距離を伸ばした機体で、スイスエア、フィンエアなどが導入。スイスエアとフィンエアで若干仕様の違いがある。
-40、40D
エンジンがプラット・アンド・ホイットニー社のJT-9Dである。ノースウェスト航空と日本航空が導入。
-15
高地向けの機体。エアロメヒコなどが導入。
KC-10
米軍向けの、空中空輸機仕様の機体。
MD-10
その他
・センターギヤのある機体とない機体の両方が存在する。
・すでに旅客輸送からは引退している。ラストフライトはビーマン航空。貨物機としては第一線で活躍中。
・ロッキードL-1011と熾烈な販売競争を繰り広げ、ロッキード事件など、賄賂も横行した。