概要
幼稚園や習い事への送迎、食事、入浴、排せつ、着替えの補助、寝かしつけ、看病などやることは様々である。共働きが主流になるにつれ需要が伸びているが、国家資格が全くない(民間資格は存在する)。シッターの資格というわけではないが、保育士・幼稚園教諭・看護師などの資格を持っていれば信頼が得られるので有利とされる。
シッターの大半は女性であり、また「全員女性」を売りにしている業者が多い。これは一般的イメージとして子供の面倒を見させるのは女性の方が安心感があるということもあるが、実際に男性シッターによる女児・男児への虐待や性犯罪などの犯罪が多発したためである。
子供に性暴力を働いた、虐待の末死亡させたなどの疑いで逮捕された男性シッターの中には、保育士などの資格を持ち、保育所への勤務経験のある男もいた。「男性シッター=犯罪予備軍」とは言わないが、この業界の男性は少数であるのにもかかわらず、子供に暴言を浴びせる、体罰など、逮捕案件にまではならなくても問題を起こす率が異様に高いので、警戒されても仕方がないだろう。
かといって女性シッターなら完全に安心できるというわけでもなく、大人が不在の家に出入りできる立場を悪用して金目のものを盗むなどして警察沙汰となるケースが少なからず存在している。