いかにも日本人らしい、あっさりとして涼しげな目鼻立ちの男性を表現する言葉。よく見かけるため平均的、あるいは平凡な顔とも言えるが、日本人にとっては親しみやすい顔立ちである。
「しょうゆ顔」という言葉が誕生したのは1980年代後半で、真逆の日本人離れした濃い顔立ちの男性を表現する「ソース顔」とともに、イケメンを表す俗語として現在まで生き残ることになった。
この「しょうゆ顔」は1988年に流行語大賞も受賞しているが、授賞式でしょうゆ顔代表として賞を受け取ったのは「少年隊」の東山紀之である。
1980年代以降から人気アイドルや男優に最も多いタイプの顔で、他に代表的なしょうゆ顔として、木村拓哉・福山雅治・風間トオル・中村橋之助・清原和博などが挙げられる。