リーゼリット
りーぜりっと
「私に惚れるなよ、べいびー」
人物
同僚のセラと比べて自我が希薄で、口調も片言に近い。性格はマイペース。イリヤを喜ばせるものを好み、逆にイリヤを悲しませるものを嫌うイリヤ至上主義者。イリヤとは主人とメイドというよりも、友達か姉妹のような関係。イリヤを平気で呼び捨てにするため、セラからは度々説教されている。
嫌いなものは衛宮切嗣。理由はイリヤを悲しませたから。ただし作られた時期の関係で直接の面識はない。
略歴
アインツベルン製の聖杯の失敗作たるホムンクルスであり、製造されてから1~2年程度しか経っていない。本来は廃棄されるはずのところを、イリヤに「天のドレス」を着せるための役目と護衛を兼ねる存在として再利用されている。
本来自我など持たないはずだったが、制作したアハト翁と、彼女が同調したイリヤがあまりにも優れていたために副産物として自我が発生した。
能力
イリヤの護衛役として怪力スキルを使用した筋力Aのライダーとも互角に渡り合えるB-相当の筋力と、バゼットのボディブローをくらっても平然する耐久性のある強靭な肉体の持ち主。
純オスミウム製(最高比重高強度高価格のレアメタル)の重いハルバードから繰り出される一撃は相当の破壊力を持つが、戦闘経験はほぼ皆無な為、技量は大した事はなくサーヴァントと渡り合える程の戦闘力はないらしい。
また、活動時間が一日十二時間と厳格に定まっており、それを超えて活動すると寿命を縮めることになる。
イリヤのための魔術礼装として作られたため、肉体をイリヤと同調している。そのためイリヤが死ぬと彼女も死ぬ運命にある。
プリズマ☆イリヤではアインツベルンを出奔したアイリ達と共に冬木市で平和に暮らしている。かつての職業は基本的に忘れているようでセラが一念発起しかつての正装であるメイド服を「ヘンな服」呼ばわりしてしまっている。普段はイリヤと一緒にゴロゴロダラダラしながらアニメを見たりしている。「プリヤ」世界観におけるイリヤにとっては姉のような存在。