プロフィール
概要
白夜王国出身の少女。
王族の遠い親戚にあたる家柄の出で、サクラとは幼馴染でもある。先代の白夜王・スメラギに仕えた侍であった父親を尊敬している。
シリーズ恒例の女剣士で白夜王国でも指折りの刀の使い手。勝気でさっぱりとした気性であり、とにかく手合わせしたがる武人肌。幼い頃からお転婆で、兵士の訓練に強引に参加したり野山を駆け回って修行していたという。
遠慮を知らず人が気にしていることを容赦なく指摘することがある。ただし、自分に非があればすぐに謝罪する。負けず嫌いでもあり、王城兵となったばかりの時、サクラにいいところを見せようと張り切っていた訓練でタクミをボコボコにしたため、彼からは距離を置かれている。
ちなみにタクミは、普段リョウマと立ち合っているだけに剣も強いらしく、ヒナタを完封するほど。妹の友だちということでかなり手加減をしていたらしい…。
サクラとは強い絆で結ばれており、サクラを泣かせる相手には容赦しない。普段はサクラに敬語を使うが、二人きりのときは昔のように接する。しかしサクラがいない時でもつい「様」を付け忘れてしまうことがあるため、ツバキにそれを公私混同であると咎められている。
サクラも自分の最初の臣下にするのはカザハナだと決めており、腕は立ちながらも経験不足であるという周囲の反対を押し切り、彼女を直属の臣下にした。
反面、長きに渡って暗夜で生活していた為にサクラを悩ませてきたカムイに対しては不信感を露わにし、大将として頂くことに異議はないが、はっきり嫌いだと明言してくる。
勿論カムイが暗夜で生活していたのは仕方ない事なのだが、それもやはり主君を想うひとつの形なのだろう。
よって城での通常会話は普通に友好的だが、支援会話は勿論、マイルームでも時折、刺々しさを覗かせる。
ただし支援を最後まで進めると、侍として一番大切なことを教えてくれた人として、内心では感謝してくれるようになる。
軍の中で一番、桜が好き。衣装や装飾品など桜色の物を特に好む。
ユニット性能
兵種は侍。
今までの作品で言う剣士に当たるが、白夜王国で刀を使えるのは侍くらいなので趣はやや異なる。
もうひとつの素養は「巫女」。
能力の上昇傾向は力・技・速さ中心と言う、正統派剣士らしい伸び。
反面HPと防御はかなり伸び悩む。特に守備の-3補正が痛すぎる。
おまけに刀持ちである為、防御・魔防が武器効果でさらに低下しており、終盤は物理攻撃を喰らえば一撃死も普通にありえる。
その為とにかく高い回避能力をとことん突き詰めた育成が必要になる。
あまりにHPや防御の低さが気になるならドーピングするのもひとつの手。
但し同じ剣を主力とする歩兵枠には、多彩な育成が可能であり、強力な専用スキルを数多く揃えた主人公カムイを始め、王族・剣聖(上級職)・専用武器持ちと3拍子揃ったリョウマ、カザハナよりも耐久力で上回るタクミの臣下ヒナタがいる点が難儀。
序盤から加入すると言う利点を活かせば、主力として活躍させるだけの性能にはなんとか持っていけるだろう。
とはいえ、リョウマ以外は皆、軒並み序盤加入なのでやはり個人の裁量に任せられる。
専用スキルは、自分から攻撃して敵を撃破した時、隣接する敵全員のHPを最大HPの20%減少させる「お転婆」。優れたスキルだがあまり前線に出しすぎると返り討ちに遭うため運用には注意。
クラスチェンジ先は「剣聖」一択で問題ない。
「待ち伏せ」を覚えて防陣を組むと、ステータス以上のしぶとさを見せることも。
武器は速さをさらに補強できる「居合刀」か、入手しにくいが装備すれば回避+20の補正がかかる「白夜の霞刀」、終盤では攻撃の度に力半減→元の数値を繰り返してしまうがやはり回避+20の補正がかかる「葉隠」を推奨する。
(葉隠は熟練度S専用武器であり、唯一剣の熟練度がSになるのは剣聖しかない為)
あまりに体力が心もとない場合、「戦巫女」や「弓聖」にクラスチェンジしてスナイプ役に転じる方法もある。しかしこの2職もまた(主に王族に)適役がいるのが難点。
パラメータの関係で事故死が非常に多いため、とりあえず「祈り」は取っておいた方が無難か。
名を冠した武器に「カザハナの麗刀」があるが、あろう事か「回避-10」がくっついている為完全に地雷装備。せっかく二刀流になる珍しい刀の一つなのにどうしてこうなった。
暗夜ルートでも敵ユニットとして登場。クラスは剣聖で、暗器砲台の援護を受けながら攻撃してくる。
速さが非常に高く、奥義「破天」を習得しており必殺率も高いため、追撃+奥義+必殺で守備力の高いユニットでも一撃で倒してくることも。