AIDA
あいだ
概要
Aritificially Intelligent Data Anomalyの略称。
本来The Worldにはシステム上存在しないイリーガルなバグで、その存在はCC社によって隠蔽されている(しかし、少なからずその存在に漠然とながら気付いている一般プレイヤーもいる模様)。
バグという存在なので通常のPCでは当然太刀打ちできず、これを駆逐できるのは碑文使いやシステムの守護者達だけである。
これに取り憑かれたプレイヤーは一時的にシステムを超越した力を手に入れるが、感情が異常なまでに増幅されてコントロールできなくなり、最悪の場合は命の危機に瀕する事もある。
元は他者に害を与えたりするような事はなかったが、突然変異として生まれた存在Triedgeがオーヴァンの左腕に寄生してアイナを未帰還者にしたのを皮切りに、牙を剥き始める。
また、ストーリー中ではThe Worldを模した擬似サーバー、通称AIDAサーバーを作り出しており、ここに閉じ込められたプレイヤーは精神がPCと一体化してしまう。
この状態だとコントローラーを使わずにPCを操作するという、言葉の通りゲームの中に自分が入り込むという体験をする事になるが、戦闘不能等でPCをロストすると未帰還者になってしまう可能性も高い危険な状態に置かれる。
通常の見た目は黒い斑点が何もない空間に泡が立つような音と共に浮かんでいるようなものだが、碑文使いとの戦闘になると現実世界の生物のような姿となる。
戦闘はハセヲがスケィスに変身し、異空間の中で行われる。
どの個体もただHPを0にするだけでは倒せず、トドメにデータドレインを行わないと完全に駆逐できない。
AIDAの種類
Anna(アナ)
微生物のような見た目で、AIDAの最も基礎的な形態。
Gatekeeper(ゲートキーパー)
Annaの強化版で、見た目も前者と酷似している。
AIDAサーバーの守護者。
Oswald(オズワルド)
クモの姿をした形態。
ボルドーに感染していたAIDAがこの姿になってハセヲ達に襲いかかった。
Glunwald(グルンワルド)
Oswaldの強化版。前者よりも体色が赤い。
ヘテロ三人衆に榊が無理矢理感染させたAIDAの正体。
Helen(ヘレン)
魚のような姿をした形態。
アトリの碑文イニスを奪い、その能力で様々な被害をもたらした。
Victrian(ヴィクトーリアン)
カラスのような姿をした形態。
榊が自ら感染させたAIDA。他の形態とは違い、碑文使いのように榊が操っている。
Triedge(トライエッジ)
AIDAの突然変異体で、非常に凶悪な存在。
オーヴァンの左腕に寄生しているAIDAで、全てのAIDAが凶暴化した原因でもある。
個体としては登場せず、普段は左腕の巨大な筒状の装置の中に封印されている。
一度はハセヲにデータドレインされるが、それでも完全には除去されずに二度目の戦いでやっと駆逐されるというしぶとさを見せた。