うしろ髪ひかれ隊
うしろがみひかれたい
概要
うしろ髪ひかれ隊とは、と生稲晃子と斉藤満喜子、そして工藤静香のトリオによる、「おニャン子クラブ」からの派生アイドルユニットの一つである。
主に、アニメ版「ハイスクール!奇面組」と、同じくアニメ版「ついでにとんちんかん」のオープニングテーマ曲とエンディングテーマ曲を担当した事でも有名である。
アイドルユニットとしての詳細な内容は、下記の
外部リンクを参照して貰うこととして、
本項目では、
アニメ版「ハイスクール!奇面組」のオープニングエンディングテーマソングと、そのアニメーション映像の内容と、pixivに投稿されているファンアート及び二次創作作品との関連、について主に述べる事とする。
アニメ「ついでにとんちんかん」については、簡単に記述した。
アニメ「ハイスクール!奇面組」主題歌
概要
曲調と傾向
うしろ髪ひかれ隊と比較すると全体的にトーンが低めな曲調の歌が多く、「切なさ系ロック」的な楽曲である。
OPED映像作製スタッフについて
全てのOPとEDの映像演出は、本作品のチーフディレクターである福富博氏によるものであり、
全てのOPED映像の原画に、そのキャラクターデザイン担当であった金沢比呂司氏によるリテイクが入っている、と言われている。
OPED映像の内容
「うしろ髪ひかれ隊」の楽曲の宣伝も兼ねてか、
奇面組女性キャラたち(主に河川唯)による、ミュージックプロモーションビデオ(PV)の形式を取っている。
「周り込み」など、高度なアニメーション技術を多用し、かつ情感的な映像内容により、
近年、テレビアニメのOPED映像としての質の高さが再評価されつつある。
オープニングエンディングテーマソング
以下の楽曲は全て、作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利である。
オープニングテーマソング
時の河を越えて
アニメ「ハイスクール!奇面組」6代目オープニングテーマソング。
河川唯、宇留千絵、物月珠美、織田魔利、ナンシー・トルネアータ、そして天野邪子が、それぞれに青春を謳歌している中、
機械仕掛けの時計は回り、
ウェディングドレスは海原の上空を舞う。
そして最後に、唯、千絵、物月、織田、そしてナンシーが、朝日に向かって自転車を走らせると、
その先は、一応高校であった。
「回り込み」のアニメーション技術が使われているのが「奇面組」OPED映像の特徴の一つであるが、
その中でも一番多く「回り込み」が使われているのが、この曲の映像である。
関連イラスト
あなたを知りたい
アニメ「ハイスクール!奇面組」7代目オープニングテーマソング。
この曲をモチーフとして作られたpixiv投稿作品が多いので、タグとその記事を別に作りました。
詳細はタグ記事「あなたを知りたい」を参照のこと。
エンディングテーマソング
うしろ髪ひかれたい
アニメ「ハイスクール!奇面組」7代目エンディングテーマ曲。
河川唯が、お誕生日パーティーをする前なのであろうか?
自分の部屋で一人、ドレスを身にまとい、お化粧をしながら、一人、物思いに耽る。
奇面組は端々にシルエットで登場する。
やがて、唯は、風舞う部屋の中、勉強机の灯りを消して、机の上に、一人眠る。
「奇面組」OPED映像の中では、一番幻想的な作りの映像となっている。
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立つ鳥跡を濁さず
アニメ「ハイスクール!奇面組」8代目エンディングテーマソングにして、最後のエンディング曲である。
「奇面組」最後のエンディング曲であることを意識してか、歌詞の内容も「卒業」をテーマとして、
その映像も、河川唯、宇留千絵、物月珠美、織田魔利、そしてナンシー・トルネアータが出席した、一応高校の卒業式の光景が描かれている。
なお、原作でもアニメでも、「奇面組」では、「一応高校の卒業式」は描かれる事はなかった。
関連イラスト
「ついでにとんちんかん」主題歌
概要
アニメ「奇面組」と同じく、以下の楽曲は全て、作詞:秋元康、作曲・編曲:後藤次利である。
オープニング映像は、
ヒロインである白井甘子が、UFOに乗った怪盗とんちんかんと、様々な形で絡む。
という構成になっている。
エンディング映像は、
白井甘子が物思いに耽る様が主に描かれる。
アニメ「奇面組」に関してもそうであるが、
これは本当にギャグアニメのOPED映像なのか???
という突っ込みは、お約束である。
なお、「ほらね、春が来た」のオープニング映像は、アニメ「ついでにとんちんかん」のOPED映像の中でも特に出色の出来なので、機会があればぜひご覧下さい。