概要
純色の七王の一角・『緑の王』にして、七大レギオンの1つ《グレート・ウォール》のマスター。七王で最も【アニメと原作の容姿がすげぇ別人】の御方で、アニメでは分厚い装甲のごっついアーマー、電撃ホビーマガジンで制作中の立体フィギィアによるとものすごい稼働パーツが少なすぎるとマジ泣きされる程とにかく動けない動かせないデザインをしている。
しかし、十一話の回想録ではしっかりと胡坐をかき、原作十八巻では王として五人目の戦闘シーンを披露。この様子によると、かなり複雑な間接になって動くらしい。がんばれ造型師。
そして、原作になると全身すらりとした長身で腰がものすごく細く、デザインも滑らかな曲線を描くエメラルドっつー、七王一の美形なんじゃないのかという容姿。
アニメ版のデザインばかりが目立つイエロー・レディオ・ブルー・ナイト・レッド・ライダーと異なり、原作カラーイラストおよびモノクロイラストに全身像が登場。十六巻時点だと男性七王で一番原作及びアニメ双方の容姿が判明している。
アニメ・原作ともに共通するのは【全身分厚いアーマーに覆われて一見鈍そうだけど、腰がとても細くてスタイルを引き締めている】事。これを意識したのか、アニメ版スタイルの新作カットは全体的に小柄・小顔にまとめられ、けっこう腰がセクシー。
二つ名は《絶対防御》(インバルナラブル)。ただでさえ堅い防御主体の緑においてステ振りをとにかく防御に集中しまくったらしく、加速世界最大の防御力を手に入れた。なのでブラック・ロータスやブルー・ナイトのチート的切断攻撃が全く無効。
ただし、敏捷性とか攻撃力とかそっち方面にはやや難を残し、対人戦においては相手のゲージを削りきれず時間切れになる事も(ただ、防御力が半端ないので相手もゲージを削りきれず、対戦負けは全部ゲージ半分を下回らないのでそっちの方が有名に)。
武器は今の所見当たらず、防具として七の神器・三番星『天璣』の盾《ザ・ストライフ》を所有。これは加速世界最大の防御力を持つ盾で、拾ったのは東京ドームの地下。もし六番星『開陽』の鎧《ザ・ディスティニー》(クロム・ディザスターの事だ)とセット装備出来たらすごい事になっていたと予測できる代物。
《ザ・ストライフ》には攻撃を受けきると威力を二倍にして反射する《倍増返済》(ダブル・ペイバック)という効果があり、これ応用したカウンター攻撃が可能という、まさに持ち手と相性がいい一品。最近の巻で受け切ると言う意味について説明があり、【相手の攻撃を盾に貯蓄する性質で、相手の攻撃行動が止んだら同規模のエネルギーが反射する】という事が明らかとなる。貯蓄量は限界があり、それを越えると盾が十字に展開しエネルギーが放出する=反撃不可の状態となる事も同時に判明、『チート防具持ってるのにメタトロン攻撃に手も足も出無かった』意味がやっと説明される。
攻撃系の必殺技は特にない。むしろ上記の倍返し以外の攻撃技が見当たらない。
防御系として超広域に防壁を展開する心意技《光年長城》(パーセク・ウォール)=自分の防御力を仲間と共有する。 を筆頭に守りに徹しまくった技しか無い。どうやって対戦に勝って来たんだか。
そしてここからが一番重要な事なのだが、彼自身はとにかく無口で声を聞いた人が殆ど居らず、会話必須の七王会議では代弁者さんを呼んでいる(アイアン・パウンドは多分聞いている)か、元から話そうとしない。だから彼だけアニメ一期で担当声優が決まらなかった。
無論しゃべれない訳でもなく、聞いた人によると一人称は『我』で、岩山のように低く静かな声をしているという(セリフもまず【…】から始まる)。しかし後述理由により実年齢だけが加速世界でリアル割れしており、現時点で中学校三年生。二年半前の第一回七王会議及び第四次災禍の鎧討伐戦で小学校六年生と、原作者公認のBrainBurst2039Wikiでは可愛くいじられている。なので全てのバーストリンカーからの年上of年下扱いネタが無理なく使える。
彼自身、多くの友を失いながら生き続け、その犠牲によって開拓された加速世界の真実を知りたいと深く願っている。そこで加速世界が停滞しないよう、直接対戦以外のバーストポイントを獲得できるエネミー戦をより潤滑に行える様、高位ポイントが獲得できる難解ダンジョンを受注し高位エネミーを狩るわカードを手に入れるわを長い間ひたすら繰り返し、獲得したポイントをカードに変えて下級エネミーに食わせるという行動を続けている。
後に七王協定により直接対決がある程度禁止された事もあり、彼の取った行動は世界を支える世界樹に喩えられる程、誰もが尊敬と感謝の念を送っている。
おかげでレベルアップが非常に遅かったとか。シルバー・クロウ曰く『レベ上げ職人』。
身長
電撃ホビーマガジン掲載の『純色の七王烈伝』(の予告カット)によると、七王の身長は(初代赤及び白・黒を除く)青>黄>紫>緑>赤で、見た目を完全に裏切り男性陣では身長が一番低い。
原作でも身長を測る機会は三度あり、一回目でシルバー・クロウが「大きくはあるが巨体では無い」とコメント。二回目は七王烈伝でブルー・ナイトが七王一の長身である事。そして三回目でブラック・ロータスが彼を見上げた事で、ブルー・ナイト&イエロー・レディオシルバー・クロウ以下ブラック・ロータス以上だと判明しているので、この身長差を基準に各バーストリンカーとの身長判断が可能。
ちなみに某オークションなどのサンプル画像にてアニメでの身長設定が表示されている。
該当資料によると(目の位置では無く純粋な身長として)
①クロム・ティザスター(五代目)
②クロム・ディザスター(四代目)
③ブルー・ナイト&イエロー・レディオ(僅差)
⑤ブラック・ロータス(レディオと目の位置は同じだが帽子の差で)
⑥パープル・ソーン
⑦グリーン・グランデ&アイボリー・タワー(僅差)
⑧シルバー・クロウ
⑨スカーレット・レイン
となっている。
《オリジネーター》
加速世界の歴史は2039年4月1日から始まり、この時点で東京都在住小学一年生100名にオリジナルのブレインバースト・アプリケーションソフトがオンラインで配布された。当時の配布状況は不明。以降、この百人の現在地を起点に東京各地にコピー・アプリが出回り現在まで至る。
この百人の小学生達は、そのほとんどが攻略本無しで放り出された加速世界の過酷な状況に耐えきれず脱落していったが一部は生き残って世界の開拓は進められ、今日に至るまでのルールブック(攻略法)を確立していった。その功績や彼ら生き残り組が持つ情報量により、何時しか(本当に原作では何時なのか書いていない)この百人を《オリジネーター》と称する様になる(後に災禍の鎧《クロム・ディザスター》誕生のきっかけとなったしまった恋人同士もまた《オリジネーター》)。
グリーン・グランデ自身もこの生き残った子供たちの一人で(だから実年齢がばれている)、初代から四代目までの討伐戦に参加している。加速世界最長プレーヤーである彼の情報圧は新米七王(スカーレット・レイン)他、多くから畏怖される力を持つ。
《オリジネーター》の特典で(というか、ゲーム開始二年間は)コピー・インストール無制限の時期があった。現在はアップデートにより使用不可となった機能だが、当時の人達はやろうと思ったら複数の《子》を持つことが可能だった。
作中の行動(原作・アニメ)
統治エリアは23区の外回り、領土は渋谷区・品川区全域と目黒大半・世田谷区の一部。《クリプト・コズミック・サーカス》よりやや多く、加速世界最大規模領土を保有している。しかし頭首たるグリーン・グランデ自身が超絶放置主義な為に(本人が狩りに出かけていつも留守、レギオン特権はあげるから後は勝手に生きてくれ的な)規律は緩くかなり自由。在住メンバーのキャラを見る限り、《レオニーズ》とは本気で正反対。
作中の初登場は第二回七王会議にて。何も喋らなかった。
原作を読んだ人以外は、一体彼がどこのページで話したのかがまったく解らない程にとにかく無口。やっと喋るかなぁと期待されたミッドタウン・タワー攻略会議では、部下に代弁させていた。
はみ出しだが、コミックス三巻173ページでブラック・ロータスと何か会話をしていた。登場場面としてはここが彼の初セリフとなる。
七王男性陣として登場は二番手(アニメでは三番手)。身長を悟られない?為、一人だけ岩山の上で胡坐をかいていた。
作中の行動(プレイステーション)
本編ネタバレにつき、割愛推奨。
銀翼の覚醒 七王会議にのみ参加。表記全て「………」で発音皆無。
加速の頂点 原作終わらずアニメ第二期が出るかどうかも分からない、ゲームストーリー自体が原作からずれまくった、使用している設定が原作とかなり違う部分が山とあるっつー違和感ありまくった前作。発表されているストーリー上出るだろうなと思ったら参加が決定。そして週刊アクセル・ワールド(ゲーム公式ブログ)で彼が喋っているスクリーンショットが公開。公式容姿が未発表のホワイト・コスモスを除き、これで七王全員の声優が正式登場する事になった。ゲーム側も発売日まで徹底した隠匿を続けたので一体誰が彼の担当声優なのか憶測が飛び交い、ブリキ・ライターの黒田崇矢(ブルーレイ化にあたり、テレビ放映版の川原礫から変更された)とか、ネタ繋がりで大川透や山寺宏一(ソードアート・オンライン)と情報が錯綜。結果、お前何時声変りした?的な方が担当である事が発売日に判明。当人は現在中学校三年生、ブラック・ロータスと同学年にしてはずいぶん老けまくっている(こいつの観戦用アバターてのはまさか…)。
pixivでの扱い
原作・アニメと別々の容姿があるのでイラストの幅は広い。
小説では普段と変わりない態度と口調で突拍子もない発言をしたり周りを巻き込んでイベントを企画するなどギャグ要素が高い傾向にある。(メイン画像参照)