概要
魔法少女ものなどでよく見られる、動物っぽいぬいぐるみっぽい小さなお供系キャラ(いわゆるマスコットキャラ)を指す俗称。
元はアダルトOVAの「淫獣学園シリーズ」や「淫獣聖戦シリーズ」などを送り出した大映の造語で、いわゆる触手とか、そういう行為に及ぶモンスターの類を指すものだった。
この言葉がなぜ魔法少女のマスコットを示すスラングになったかというと、『ふたりはプリキュア』の放映当時、マスコットキャラであるメップルとミップルが人目も憚らずイチャつく様が2ちゃんねるなどの掲示板で淫獣と呼ばれたことが始まりである。
そして同年に放映された『魔法少女リリカルなのは』のマスコットキャラであるユーノの混浴シーンへのバッシングにこの言葉が採用されたことで、罵倒語としての知名度が広がってしまった。
「人間に置き換えてみたら(あるいは人間男性が変身していたとして)どう見てもイヤラシイこと考えて行動してるようにしか見えねえ」というような意味で、淫獣と呼ばれていたのだが、現在では特に何も考えずにマスコット的存在を淫獣淫獣呼ぶ人もいるようだ。
なお、「こんな奴のファンなどいるはずがない」という立場からの呼称であり、本当にその動物キャラを好きな人からは蔑称として捉えられることがある。
第三者からの発言(閲覧側からのタグ付けなど)には慎重になる必要があるかもしれない。
以下に淫獣と呼ばれがちな例を示す。
例1 いわゆるマスコット
魔法少女リリカルなのはシリーズのユーノ・スクライアのフェレット形態。
プリキュア シリーズの妖精のうち、♂で主要キャラによく絡むもの(タルトなど)。
お供の動物以外でも、こう呼ばれるキャラクターはいる。こいつとか。
ちなみに上記こいつの被害者の1人は先にあげた淫獣と声優が一緒だったりする。
例2
宮藤芳佳(ストライクウィッチーズ)→獣耳+作中での性癖→淫獣宮藤
淫夢くん(真夏の夜の淫夢)※蔑称の一つが「クッソ汚い淫獣」。
信楽(繰繰れ!コックリさん)→マスコットに近いデザインの狸に変身する理由が若い女性にちやほやされたいからだと言う。そのため、市松こひなからは「淫獣め!」と鋭いツッコミを入れられる。
関連タグ
ビーストウォーズリターンズ(声優陣のアドリブでネタにしていた)