CV:平川大輔
概要
死者(極楽在住)で、昔話に出てくる鬼を倒した英雄、桃太郎その人。
天界に住んでいたが生前の功績に執着し、お供の動物たち(犬の「シロ」猿の「柿助」雉の「ルリオ」)と共に地獄の鬼に喧嘩を売りにくる。
しかし、鬼灯にあっさり敗退してしまう。
現在はお供達とは別れて、白澤が営む漢方薬局「極楽満月」に就職。
不況にも強い資格を得るために薬剤師を目指しており、白澤の部下兼弟子として草木や薬草の世話をする傍ら、漢方について学んでいる。
家業が柴刈りだったこともありすぐに職場にも馴染み、そしてだらしない上司こと白澤の世話を焼くうちに出来る主夫にジョブチェンジした。
今作中における白澤の数少ない功績といえる。
なお初登場時のチンピラ同然の言動は、鬼退治の偉業と実力のギャップ、その後のイメージだけが先行した扱いなどさまざまな要因が重なったもので、1話にして自ら天職と称する職についた後の丸い性格が彼の本質であろう。
(チンピラ化した経緯については単行本4巻「一寸だった法師」でも窺い知ることが出来る)
ちなみに「桃(タオ)タロー君」とは白澤が付けた愛称で、出身地的にこっちのほうがしっくり来るのだとか。
というか白澤以外は普通に「桃太郎」と呼んでおり、作中・ファン双方において一般的な呼称ではないのだが、
桃太郎や桃太郎をイメージしたキャラクターは彼以外にも沢山居るので、
「○○(作品名)」タグが面倒なら作中固有の愛称である「桃タロー」をキャラタグとして使うことを推奨したい。