CV:松山鷹志
概要
桃太郎の元・お供で、一応霊力ある神獣。天照の遣いである雉(鳴女)がルリオの祖先の可能性がある。
日本の国鳥でありながら一番地味なのが悩み。体色は派手。
鬼ヶ島で焼き鳥にされて食われた親の敵討ちに協力してくれた恩と鳥の習性(刷り込み)から、シロとは違い、今でも心から慕う主人は桃太郎ただ一人という忠義者。ただし、再就職先を斡旋し上司としても有能な鬼灯も認めている。
必殺技の「ロケットランチャー」は、飛び上がったのち相手に向かって勢いよく突進する、いわゆる体当たりのようなもの。勢いが付けられるなら、地上からでも繰り出せる模様。
派手さに欠けるが威力は凄まじく、並の鬼なら一撃で吹っ飛ばして昏倒させるほど。あの鋭い嘴を突き立てるので、ダメージはさらに加速する。
これ食らった天邪鬼は10mほど後ろに飛ばされ、岩に激突してK.O.された。
ちなみにキジなのに飛ぶのが上手いのは鳳凰を見習って練習したためである。
彼の歌を聴いた者はこの鳥につられて歌ってしまう「魅惑のチキルーム」である。
アニメ化の際はなぜか渋いイケボとなり、第一話から視聴者の度肝を抜いた。
その声で某洋菓子チェーン店のCMの曲を歌ったりなど…イケボの無駄遣いである。
アニメ第2期の登場人物一覧でも「とてもエエ声。」と紹介されている。
彼がメインの話は第50話(七巻)。
余談
作者からは、柿助と並んで影が薄いキャラクターと認識され、目覚まし時計などを考案された。
また、「こういった真面目な苦労性タイプには、もっと感謝しなければならない」ともコメントされている。
第壱期ED「パララックス・ビュー」の制作に携わったミュージシャンが所属する筋肉少女帯の楽曲に「風車男ルリヲ」がある。