概要
アニメ「おそ松さん」の第14話Aパートの話。
6人中5人が風邪でダウンし、枕を並べて寝込む松野家の兄弟。元気な1人が「看病」と称していろいろとやらかしては、結局風邪がうつって倒れ、入れ替わりに元気になった次の1人がまたやらかすという、ループコントが延々と繰り広げられた。
この回のネタの性質上、腐向けタグ付けの見極めはかなりシビアである。
あらすじ(ネタバレ注意)
ある日、おそ松はパチンコに行くために他の六つ子の皆を誘うが、なんと全員風邪でダウンしていた。
1人だけ元気でテンションが高く、「パチンコに行けば治るよ」などと呑気なおそ松に兄弟達はイライラ。さらにおそ松は、「買い出しに行く」と言って兄弟全員の財布を持って出かけ、パチンコで全部スッてきた。当然、他の兄弟は怒り、
おそ松「ディープキスやめてー!」
こうして、口移しで感染させられたおそ松は病人の仲間入りをする羽目になった。
その後トド松が一番に復活し、他の兄弟の看病を担当する。
しかし「潔癖症だから」という理由で、自分だけ防護服で身を包み、火炎放射器で殺菌消毒を行った。
その後、トド松がぶり返すのと入れ替わりに一松が復活するも、謎の女王様プレイが展開される。
詳細は「一松様」の記事を参照。
なんだかんだで一松もぶり返し、今度はカラ松が復活する。
他の兄弟の看病を行おうとするが全員スルー。それでもいつものマイペースで「何か欲しいものはないか?何、水?よしわかった!」と勝手に決めつけたカラ松は、何を思ったのか「ブラザー達に最高の雪解け水を飲ませたい」と雪山に出かけて、意味なく風邪が再発した上に悪化して帰ってきた。そして「いいからもう大人しくしてろ」とばかりに、布団でボンレスハムよろしく簀巻きにされ、部屋の隅に蹴り転がされた。
最後は十四松が復活する。
しかし、他の六つ子は奇行が多い彼だけが復活する事態を恐れており無視しようとするが、それに反して当の本人は「ぼくがみんなの呪いを解くぞー!」と張り切って大勢の小人に分裂、兄弟達の体内に入り、ミクロの決死圏やミニドラのようなバイオパニックになる。
そして風邪は治ったものの、全員が「十四松菌」に感染し、母を「十四松は1人で十分なんです!」と嘆かせるというオチになるのであった。
ちなみに、チョロ松だけは最後まで風邪が治ることが無かったため、終始ツッコミ役及び被害者のままで終わった。
余談
- 物語の結末は上記のとおりであり、更にBパート「トド松のライン」でもトド松のことをさんざん追跡した挙句、最後の最後に十四松の未知の部分が判明するため、第14話A・Bパートは両方とも十四松でオチるという形をとっている。
- 十四松菌が分裂完了したシーンにて、よく見ると十四松以外の六つ子も何人か混ざっている。これは完全にスタッフの遊び心と思われる。