「「夢は止まった‼」」
概要
第31話にて、地獄から復活したクローズが蒔いた「絶望の種」から誕生した双子の新幹部。常に一緒に行動する。
「閉じる」や「閉ざす」といった意味を持つ単語(close、shut、lock)が名前の由来となっていたディスダーク三銃士と異なり、この二人は「停止」の意味や用法を持つ単語(stop、freeze)が名前の由来となっている。
容姿
誕生して間もないためなのか外見的には幼い容姿をしており、両者とも緑と白を基調とした服装を着用している。
シリーズ構成の田中仁曰く、ディスダーク三銃士はロックミュージシャンをモチーフとしているのだが、新幹部のストップ&フリーズもそれに倣い、ダフト・パンクのイメージで、キャラクターデザインの中谷友紀子に考えてもらったとのこと。
また脚本では性別の指定は無いとのことだが、ストップが女の子っぽく、フリーズが男の子っぽくなっている。
ストップ
ウサギを模した耳の付いた、銀色が基調の仮面を被った少女(風)。
フリーズ
ネズミ(クマ説もあり)を模した耳の付いた、金色が基調の仮面を被った少年(風)。半ズボンを履いている。
性格
ふたりとも陽気な性格で、喋る際におどけたようなポーズを取ることが多く、見た目の醸し出す雰囲気は幼い。
しかし、仮面で表情は全く見えず、話し方にも抑揚がなく、過去の少年幹部のように笑ったり怒ったりすることもない。
シリーズ構成の田中は、セリフが機械的で表情もなく特徴がないため変なポーズをさせるようにしたと語っている。
ディスピアや直属の主であるクローズに対しては敬語で接し、ゼツボーグを生み出すのも淡々とおこなっており、機械的な印象が強い。
その一方で、「メイクをすればいつもよりパワーが満ち溢れる」というシャットのアドバイス(?)を真に受けるなど純心(というか単純)な一面もある。
戦闘能力
シャット以上の実力を隠しもっており、目の部分から緑色の光線を放つほか、素早さと瞬間移動の能力を駆使することで相手を怯ませ、抜群のコンビネーションでプリンセスプリキュアに匹敵する戦闘能力がある。
さらに第42話では目から緑色のビームを発射できることが判明した。
だが、ふたりはクローズの配下なのでランク的には一番下であり、ディスダーク三銃士の新たな一角を担う強力な新幹部ではない模様。
ゼツボーグの召喚
人の夢を覗くときは仮面の黒い部分が緑色に光る。
ゼツボーグを召喚するときは2人同時であり、ゼツボーグを呼びだす口上は、「ストップ・フリーズ・ユア・ドリーム!」(Stop Freeze your dream!)。
「ストップ」をストップが、「フリーズ」をフリーズが、「ユア・ドリーム」をふたりで同時に言う。
この2人が生み出したゼツボーグは2つの錠前トークンを有しており、それらが両目のようになっており目の色が緑である。
また、ゼツボーグが敗れても、
「夢、止まらなかったな」「止められなかったな」
「「だが、絶望した」」
と、単なる捨て台詞とは思えない言葉を残して撤退するのが常であり、不気味さを感じさせている。
これは、クローズが人間界に撒いた「絶望の種」を成長させるために必要な人間の絶望を収集することが目的で、ゼツボーグが敗れても、収集した人間の絶望を「絶望の種」に吸収して成長させることが本来の目的であることが伺える。
最終形態
第49話において、ストップとフリーズが本来の姿へと変身した形態。プリキュアを倒すべくディスピアが生みだした絶望のイバラと一体化する。ストップが銀色でフリーズが金色のイバラのような姿へと変貌し、どちらも中央に緑色の目がある。2人の口から緑色の強力な破壊光線を放つことが可能で、その際は鋭い牙をもった口を大きく開いている。
ディスピアがプリキュアに倒され絶望から解放後、なぜかほかのイバラとは違って消滅することはなく2体ともこの形態のまま生存している。
過去キャラとの関連
- フリーズン・フローズン … 『映画 ふたりはプリキュアMax Heart2 雪空のともだち』に登場したコンビの敵幹部。ただし、強大な力を得て主君への下克上を目論むあたり、ロックの方に近い性格をしている。
- 満と薫 … 『ふたりはプリキュアSplash☆Star』において双子の敵幹部として登場するが、やがて準主役的ポジション…というかほぼプリキュアと言っても良い存在に。
- イソーギン・ヤドカーン … 『Yes! プリキュア5GoGo!』に登場したコンビの敵幹部。終盤にかけて個性が明確化していった満&薫に比べると、より「二人で一人」のイメージが強い分ストップ&フリーズに近い。
関連タグ
Go!プリンセスプリキュア ディスダーク クローズ(プリキュア)
関連イラスト