概要
グルメ界エリア8『馬王の丘』に生息する、八種類の獣の王八王の一角。
種族名は『ヘラク』。捕獲レベルは6200。
見た目は麒麟や龍馬等の神獣に近い。立派な髭、たてがみ、マダラ模様の体毛、そして、体長3万メートル、体高2.2メートルという、圧倒的な巨体が特徴。怒ったの際のとんでもない目力も特徴。また、不老不死の存在でもある。
名前の由来は、太古の昔、馬王の祖先が他の大陸を目指しながら、高らかに咆哮していた様を、『ヘラクの応答(レス)』と呼んだことに由来する。
能力
空気を食べることで生きながらえられる『大気食』であり、一度の食事で3600億tもの空気を吸い、その後約1年は無呼吸で生きられる。かつ、その10%の空気しか吐き出さないため、エリア8一帯の気圧が下がり、馬王の吐き出した様々な成分が、雨となって降り注ぐ。
戦闘力
圧倒的な巨体を利用した打撃も強力だが、特筆すべきは、先述した呼吸能力を利用した技の数々である。なお、馬王が基本的に鼻呼吸しかしないのは、「口呼吸すると地球が滅びる」と考察する声もある。
なお、猿王バンビーナより実力は劣るとされているが、劇中でのヘラクレスは出産間際の状態だったので、実際の実力はこれより上だと思われる。
『ヘラクブレス』
鼻から放たれる、超強力なブレス攻撃。しかも鼻息。馬王からすれば只の、しかも人間からすればほんの一瞬「鼻の力を抜いてらスッ…と漏れちゃった」程度の鼻息だが、これを受けたトリコの半身が一瞬で消え失せた。 また、グルメ細胞のために巨大化した地球を文字通り貫通する、鋼鉄の超広大な積乱雲を一瞬で吹き飛ばすなど半端なく、トリコも狼王ギネスに対して「肺活量じゃ俺達は馬王の足元にも及ばないなお」とこぼしていた。
『絶滅の呼吸(デストロイブリーズ)』
呼吸をすることで、周囲一帯を無酸素状態にする技。生命活動に酸素を必要とする生物は、まともに戦うことすらできなくなるだけでなく、間違いなく近隣の生物層は絶滅する。
『ヘラクキック』
強力な後ろ蹴り。その威力は、宇宙からも観測することができるほどである。