ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

八九式中戦車の編集履歴

2016-03-25 11:47:04 バージョン

八九式中戦車

はちきゅうしきせんしゃ

大日本帝国陸軍の中戦車であり、日本初の国産制式戦車でもある。

概要

1928年(昭和3年)3月から開発され、1929年(昭和4年/皇紀2589年)10月に八九式軽戦車として仮制式化された。

改良に伴う重量増により最終的に1934年(昭和9年)に中戦車に再分類され、八九式中戦車と呼ばれるようになった。

帝国陸軍初の国産正式戦車であることから、イロハの「イ」を取って「イ号」とも呼ばれる。


後期生産車の乙型はディーゼルエンジンが搭載され、ポーランド7TPとともに世界初のディーゼルエンジン搭載戦車となった。


初陣の満州事変以降、中国大陸に於ける戦いでは攻撃力不足が問題となるような深刻な脅威にぶつかることはなかった。むしろ中国大陸に於ける本車への最大の不満はその低い機動力であった。これは、大陸におけるほとんどの戦いが「追撃戦」の様相を呈していたからである。この反省が機動力を重視した九五式軽戦車の開発に繋がった。しかし、後のノモンハン事件太平洋戦争大東亜戦争)では対戦車戦闘能力の欠如が問題となった。(また車体に余裕がほとんどなく九七式のように砲換装や固定砲塔の自走砲に改造さえできなかった。)

だが当時の日本の工業力では、航空機及び艦船を生産するだけでも手一杯だったことから新型戦車を生産する余裕が無く、結果として老兵と化した本車がフィリピン戦線で終戦まで使われ、死と隣り合わせの戦いを強いられることとなったのである。


関連イラスト

この胸に飛び込んで来て。上海海軍特別陸戦隊

関連タグ

大日本帝国

ガールズ&パンツァーアヒルさんチームが使用。)

艦隊これくしょん大発動艇(八九式中戦車&陸戦隊)」という、揚陸作戦用のカスタマイズで実装)


外部リンク

Wikipedia

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました