概要
初登場は『ドラゴンクエストⅡ』。背中に生えた翼で飛んでいる悪魔が型のモンスター。ホイミ、ラリホーに加え、火の息を吐いてきて、攻撃力も高いという多芸の持ち主。「小悪魔のモンスターはよくイベント戦闘に出る」というドラクエの伝統の元祖で、ルプガナで後に船をくれる老人の娘に絡んできて、近づいてきた勇者一行に襲いかかってきてグレムリン2体と戦闘になるイベントがあったり、大灯台で「ほしのもんしょう」というキーアイテムを手に入れるためにグレムリン4体と戦うイベントがあったりする。
ドラクエⅩでは、ラリホーの代わりに「かえんのいき」を使ってくる。
魔王相手でもイタズラをするほどの勇者級のイタズラ好きで、人間をバカにすることにも命をかけている。そんな悪ガキみたいな性格を持つ一方で、一人前になるまでは強い魔物に弟子入りしてその使い魔になるという努力家な一面を持つ。
グレムリン系のモンスター
ベビル
魔界で生まれた悪の申し子で、メッサーラの幼生体。グレムリン同様、努力家らしい。
ドラクエ2では、ベギラマ、ベホイミ、マホトーン、ラリホー、火の息を使い、さらに仲間も呼んでくる。
ドラクエ10では、はげしいほのおを吐いたり、ベホイムやイオナズンなど強力な呪文を使いこなしてくる。
ドラクエ2でもドラクエ10でも、使用する特技は異なるが、多彩な点は同じである。
バアルゼブブ
ドラクエ10で登場したグレムリンの最上位種で、人の魂を刈り魔王に捧げるおそろしい魔界の天才児でベリアルに並ぶ大悪魔。「かなしばり」や「ディバインスペル」で弱体化させつつ、「マヒャド」で大ダメージを与えてくる。大の甘党で、特にソーダが大好物で、ソーダさえあればご飯を3杯食べられるらしい。
ラギー
魔物界ではそこそこ有名なグレムリン3兄弟の長男で、闇芸人ルルルリーチの手下である。「かえんのいき」や「つめたいいき」といったブレスを使い、怒り状態になると「メラミ」や「メラゾーマ」といった呪文を使う。
ムギー
魔物界ではそこそこ有名なグレムリン3兄弟の次男で、闇芸人ルルルリーチの手下である。「マホターン」「ピオリム」「マジックバリア」といった補助系の呪文を唱えてくる。ラギー同様、怒り状態になると「メラミ」や「メラゾーマ」といった呪文を使う。
チギー
魔物界ではそこそこ有名なグレムリン3兄弟の三男で、闇芸人ルルルリーチの手下である。「ラリホーマ」を唱えたり、「かなしばり」や「MPパサー」を使うが、ラギーやムギーといった兄達と同様に怒り状態になると「メラミ」「メラゾーマ」を使う。