概要
初登場は『ドラゴンクエストⅦ』。額に2つの触角を持った小悪魔のモンスター。その触角からは某妖精よろしく怪光線が出てきて、それで攻撃する。大悪魔となるために地上で修行しており、100人分の悲鳴を聞かないと修行は終わらないらしい。
4体ずつで登場することが多く、体力が減ってると「ホイミ」で回復することがある。
『ドラゴンクエストⅪ』では「ホイミ」に加えて「ジバリア」も使ってくるようになった。邪バージョンは、使ってくる呪文が「ベホイム」と「ジバリーナ」に強化されている。
インプ系のモンスター
- あまのじゃく
小さい猿を思わせるような、金色の身体のひねくれものの小悪魔。通常攻撃のほかに、「イオ」や「ホイミ」を唱えてくるが、様子を見ているだけで何もしないことも多い。
余談だが、同系統のモンスターの中で唯一『ドラゴンクエストⅪ』への再登場が叶わなかった。
- マージインプ
インプの格上となるモンスターで、とても頭がいいらしい。通常攻撃のほかに、「ヒャダルコ」と「ベホイミ」を使ってくる。イベントではそこそこ攻撃力はあったのに、通常エンカウントで登場するようになってからは弱体化した。『ドラゴンクエストⅪ』ではベホイミの代わりにジバリカを使い、強バージョンになると「マヒャド」と「ジバリーナ」になる。
- マキマキ
タイムマスターの使い魔として登場する小悪魔。外見はインプと同じ。通常攻撃のほかに「ヒャド」を唱えてくるが、ときどき「ときのすな」を使って戦闘の最初まで戻してくることがある。
ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストⅪ』では、冒険の書の世界の「カラーストーン採掘場」に出現する。「ときのすな」は健在で、「ヒャド」は「ヒャダルコ」にパワーアップしている。こちらは後述のインプケイオスと同じ姿をしている。
- インプケイオス
『ドラゴンクエストⅪ』に登場。水色の身体と灰色の顔で、額とお腹には黒くて丸い模様がついている。混沌のチカラを得ているらしく、「バギクロス」で攻撃し「メダパニーマ」で撹乱し「ベホマ」で回復してくる。しかし、本人はそのチカラを度の過ぎた悪戯に使っており、ほかの魔物にも迷惑をかけている。
- いたずらデビル
『ドラゴンクエストⅪ』で最初に戦うボスモンスターで、外見はインプと同じ。『ドラゴンクエストⅪS』では関智一が声を当てている。木こりのマンプクを魔法で犬に変え、宝箱の中に潜伏して冒険者を驚かそうとしたが、命の大樹で事前に知った主人公たちによって戦うことになる。
そこそこ高い攻撃力で攻めてきて、体力がある程度減ってきたらホイミで回復してくる。ちなみに彼の行ういたずらは過激らしく、いたずらと言うにはぎりぎりアウトな行動も多いため周囲に改名を勧められているんだとか。