概要
ウルトラマンコスモスに登場する防衛組織。正式名称は「統合防衛軍」。
物語の前日譚である劇場版1作目から既に登場している。
一応、名前はいいように聞こえるが、怪獣が出現すると町の被害はお構いなしで容赦なく攻撃するなど正義のためとはいえ過剰な攻撃を行う組織でもある。
また、怪獣用の細菌兵器を設計していたり(ゴルメデβやマザルガスの回)、侵略兵器であったヘルズキングを対カオスヘッダーや怪獣用の兵器として用いるなど倫理観が著しく欠如している。
特に劇場版第1作では未遂とはいえウルトラマンコスモスに攻撃を加えようとしたりマザルガスの回では組織の保身のためにマザルガスを殺害するなどの蛮行を行った。
そういったいきさつから、SRCとは当初は激しく対立することも多かったが、徐々に対カオスヘッダー打倒の為に共同戦線を張ることも多くなり、終盤では優秀なパートナーとして描かれることが多くなっていった(特に、ワロガとの共同作戦は必見)。
カオスヘッダーの脅威が去った後も組織は存続しており、劇場版2作目では新たに就任した司令官と副司令官が登場。3作目ではグローカー軍団に対して戦闘機や潜水艦からの対空ミサイルで攻撃を加えるも、大した戦果を上げることはできなかった。
関連タグ
ナイトレイダー:同じくウルトラシリーズの非人道組織。倫理観の欠如に関しては同等だが、こちらは敵全てが、コスモスのそれとは比べ物にならないほど凶悪なので致し方ないともいえる。