概要
中学校用の英語教科書として採用されている開隆堂出版の教科書で、長らく東京書籍の『NEW HORIZON』、三省堂の『NEW CROWN』に次ぐ3位に付けていたが、2016年度には『NEW CROWN』を抜いて第2位に浮上した。
開隆堂の英語教科書発行の歴史は古く、1950年代から1960年代には中学校用の英語教科書と言えば開隆堂発行の『JACK AND BETTY』が圧倒的なシェアを誇っていた(この教科書を題材にした『永遠のジャック&ベティ』と言う小説もある)。しかし、次第に他社との競合が激しくなったため『NEW PRINCE』へリニューアルしたが1980年代には新規参入した『NEW HORIZON』にも抜かれて3位に転落した。そこで1987年度からの再リニューアルにより登場したのが『SUNSHINE』である。
2000年代までは中学用英語教科書を発行している6社中で3位をキープし続けていたが、2016年度にわずかながら『NEW CROWN』を抜いて2位となっている。
特徴
Twitterではたまに彼女が爆発的な話題となっている『NEW HORIZON』との比較画像がアップされる場合がある。
『NEW HORIZON』や30年以上も同じ登場人物が(イラストのタッチを変えながらも)固定で登場している『NEW CROWN』に比べると『SUNSHINE』は登場人物にそれほど個性があるとは言えない状態である。絵柄は時期によって1980年代の漫画風のデザインが採り入れられていた時期やアメリカのカートゥーン風のデザインなど大きく変化する。
主な登場人物はメインイラストの佐山由紀と林武士の2人で、英語教師(ALT)はカナダ出身のケイト・ウッド(Kate Wood)先生とイギリス人のブラウン先生(男)。ウッド先生は英語だけでなくフランス語も話せるバイリンガルなので教師としてのスペックは彼女より高いかも知れない。