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光帝バランの編集履歴

2016-04-13 00:16:01 バージョン

光帝バラン

こうていばらん

光帝バランは、「北斗の拳」の登場人物である

「神が何をしてくれると言うのだ、救いの手を差し伸べてくれると言うのか?笑わせるな、まやかしに過ぎんのだ!!」

概要

北斗の拳』終盤、修羅の国編以降の物語(通称辺境編)に登場する、サヴァ王国の隣国・ブランカに君臨する独裁者。

王国に突如現れ、現王を幽閉し瞬く間に王権を握った略奪者だが、「奇跡の技」により領民や兵士から神の如く崇拝されている。

激しくを憎み、領民たちに神ではなく己を信じるように諭している。


ブランカの王女ルセリを愛しており、その婚約者サトラのいるサヴァ王国へ侵攻し、その異変を察知しブランカを訪れたサトラリュウケンシロウと対峙する。


彼が神を憎んでいるのは幼少期(恐らく世紀末)に唯一の肉親である病気が自分の盗んできたを「神に祈りましょう」と言って飲むことを拒み、無情にもそのまま死亡してしまったことからである。


その後、妹を奪った神への復讐のために偶然出会ったラオウの力を目の当たりにし、北斗神拳の教えを請うも「盗め」といった答えを得て北斗神拳を見様見真似で学ぶ。ある時ラオウに「少女を殺せ」と言われるも、その少女が自分の妹の姿と重なったため、これを拒み「情けを捨てられぬ男が神に復讐などできぬ」とラオウと袂を分かったが、これはラオウがバランの心に自分と同じ弱さを見たからである。


彼が青年となった頃、ブランカの国の辺境で賊に襲われていたルセリを助けるが、その姿は彼の妹に生き写しであった。

神を盲信するルセリに妹の面影を見たバランは、ルセリを妹の様に早死にさせたくない一心から彼女の神への盲信を打ち砕くことを決意。

その為に、ブランカの国で北斗神拳を「奇跡の技」として駆使して民衆の心をつかみ神より偉大な指導者となり、ルセリの婚約者サトラのいるサヴァの国を滅ぼそうとしたのである。


サヴァの王子サトラを圧倒し、続いてケンシロウと戦ったが、正当な北斗神拳伝承者には勝てず敗北。それでもなお足掻こうとするも、リュウの瞳にかつてラオウが一度見せた哀しい目の面影を見、ケンシロウからラオウの胸中を聞かされ改心する。その後、自らが犯した過ちを償う決意をし、ブランカ王をから開放。自分の部下にはブランカ王に仕えるよう命令する。


最期は領民たちの目を覚まさせるため、公で自らとなり「あの男は光帝バランではない。もし本物なら奇跡を起こしをかわせる」と処刑にかかる部下に言わせ、自ら串刺しになって処刑された。その姿は処刑した部下が「おみごとでした」、ケンシロウが「ラオウになりかわってリュウに真の男の死に様を教えてくれた」というほどの見事な最期であった。


関連タグ

北斗の拳

哀しき悪役

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