概要
NARUTOのキャラクター、うちはサスケ×春野サクラのカップリング。二人共に旧7班のメンバーである。本作のキーパーソン×メインヒロインという組み合わせ
サクラは一部開始前(アカデミー時代からと思われる)からサスケに恋愛感情を抱いていた(当初ロングヘアーだったのも、ロング好きと噂されていたサスケの気を引くためである)。
サスケは初めサクラを全く相手にしていなかったが、彼女を傷つけた音忍に激怒したり、里を抜ける際に必死で自分を止めてくれた彼女に、「ありがとう」と今までの礼を言うなど、サクラに対して特別な想いを抱いていたと思われる描写が多い(ちなみに物語の中でサスケが「ありがとう」と言ったのは、サクラだけである)。
二部に入り、抜け忍となったサスケの現状を知っても、サクラはなお彼への想いを捨てられずにいる。一時は互いに殺し合う事態にまで陥ったが、ナルトの介入により辛うじて事なきを得る。果たして二人がまた共にいられる日は訪れるのか、ファンの間では不安がよぎっていた…。
しかし、第四次忍界大戦編においてサクラは、イタチとの共闘や歴代火影との対話を経て考えを改めて里を護るために戦地に出向いたサスケと再会を果たし、同期達に対して自身が火影になって里を変えると宣言したサスケに動揺しつつも、サスケが里を抜けて以来2~3年ぶりに共闘した。
サイにサスケの心の内に対する真偽を聞かれたとき、サスケを信用していると答えつつも、笑顔は偽りであることを見抜かれており、まだサスケに対する不安は拭い切れてないようであった。ファンにとっては最終的に二人の間に平穏が訪れることを願いたいものだろう。
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そして…。
第7班の奮闘でカグヤを封印した後、サスケは己の信念を貫き通すためにナルトに戦いを挑み、二人の壮絶な戦いの末に第四次忍界大戦は終焉を迎える。
サスケは五影襲撃の罪などで追認されるが、カカシやナルトによる尽力によって罪が許され、自分の目で兄や仲間たちの護った世界を観るため、また世界に危害が及ぶ可能性があるカグヤ関連について調査をするために旅に出ることを決意する。
その旅立ちの際、ついて行きたいと言うサクラに対しサスケは断るが、イタチがサスケによくしていたようにサクラのおでこに指をトンとあて(通称デコトン)「また今度な」と、里抜けの時以来の二度目の「ありがとう」を伝えた。もともと広すぎるおでこがコンプレックスだったサクラに、サスケがデコトンで愛情を表現する…
長年、二人を見守ってきたファンにとってはまさに感無量の瞬間である。
そして時は流れ、ナルトは七代目火影に就任した。
サスケとサクラは結婚しており、サラダという子供が生まれている。
ナルトとサスケが守り抜いた木ノ葉の里には、次世代の若葉たちが芽吹いていた。
二人が愛娘サラダに付けた名にも、その想いが受け継がれているのかもしれない。
末永くお幸せに!
その後…
ナルト外伝七代目火影と緋色の花つ月
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