概要
京都と舞鶴を結ぶ特急列車で、列車名はもちろん行き先地の舞鶴から。
全列車とも京都~綾部間は福知山方面発着のきのさき/はしだてと併結運転を行う。
JR西日本の直流電化区間のみの運行だが、運用の都合で京都丹後鉄道の気動車による列車も設定されている。
運行間隔は約2時間に1本。
沿革
1996年以前は特急「あさしお」や急行「丹後」が舞鶴線にあった。96年にいったん廃止されたが、99年に舞鶴線の電化に伴い「まいづる」が183系で新設された。当時はきのさき/はしだて/たんばと共通の編成を使用していたが、北陸方面からの余剰車が転用されたことにより03年からはきのさき/はしだて/たんばとの併結運行に変更、モノクラス3両編成となった。
まいづるが新設された99年ダイヤ改正ではそれまでは大阪方面で運行されていた北近畿タンゴ鉄道(現・京都丹後鉄道)車両の「タンゴディスカバリー」KTR8000形が京都発着に変更され、舞鶴線経由で運行されるようになった。この当時は宮津方面と東舞鶴方面を西舞鶴で分割併合していたが、後に宮津方面が福知山経由に変更されて分割併合はJR車と同じく綾部となった。
2011年ダイヤ改正で183系が287系に変わり、JR車・KTR車問わず「まいづる」の列車名で運行するようになった。