概要
1982年に「宮福鉄道」として設立し、1988年に宮福線が開業、営業運転を開始した。その後JR西日本が営業していた宮津線の区間の営業引き継ぎが決まり、1989年に現在の「北近畿タンゴ鉄道」という社名となった。
しかし、その後は利用者数の低迷に加え、特急車両を多数保有しており減価償却の問題から年を追う毎に赤字額が大きくなり、2009年には日本の第三セクターの中で1番の赤字額を記録した。そのため2011年に上下分離方式への移行が決まり、公募のうえ高速バス・旅行業でおなじみの、「WILLER」が新たに設立した「WILLER TRAINS」へ鉄道運行事業を譲渡・委託。2015年4月1日に、車両・線路・施設のみを保有する第三種鉄道事業者へ移行した。
また、移行と同時に以下の駅名が変更することとなった。
宮福線
変更前 | 変更後 |
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厚中問屋駅 | 福知山市民病院口駅 |
宮豊線
以上の駅以外にも、宮津線(現:宮豊線、宮舞線)内の久美浜駅〜岩滝口駅間及び舞鶴市内の駅(西舞鶴駅は除く)と、宮福線の福知山市内の駅(福知山駅は除く)については、移行する2年ほど前から段階的にそれぞれ一つ一つの駅に愛称を設定した。ちなみにコウノトリの郷の名称は、但馬三江駅時代に愛称として使用されていた。
保有車両については京都丹後鉄道の項目を参照。
鉄道むすめ
但馬みえ
観光案内などを行うトレインアテンダントとして乗務している。
京都丹後鉄道には移管されず(アテンダント乗務自体は引き続き継続)、ポスターや看板類も撤去されたため事実上の引退となっている。