宮福線
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みやふくせん
宮福線(みやふくせん)とは、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道、丹鉄)を第二種鉄道事業者、北近畿タンゴ鉄道(KTR)を第三種鉄道事業者とする鉄道路線の一つ。
福知山駅〜宮津駅間を短絡し、京都市・大阪市方面から日本三景の天橋立をはじめとする丹後半島への観光アクセス路線となっている。
JR西日本の山陰本線へ直通する特急「はしだて」(京都駅発着)のほか、福知山駅で特急「こうのとり」(新大阪駅発着)・「きのさき」(京都駅発着)と接続する特急「たんごリレー」が運転される。いわゆる北近畿ビッグXネットワークの一角で、「X」の右斜め上を担っている。
元々は日本鉄道建設公団による建設線の一つで、凍結されていた工事を宮福鉄道(北近畿タンゴ鉄道の前身)が引き継いで完成させ、1988年(昭和63年)7月16日に開通した。1996年(平成8年)3月16日には全線電化・高速化が行われ、JR西日本の電車特急が乗り入れるようになった。
- 1988年(昭和63年)7月16日:宮福鉄道宮福線として、福知山駅〜宮津駅間が開通。臨時急行「みやづ」が運転開始。
- 1989年(平成元年)8月1日:宮福鉄道が北近畿タンゴ鉄道に商号変更。
- 1996年(平成8年)3月16日:全線電化(直流1,500V)・高速化。急行「みやづ」が廃止。新大阪駅発着の特急「文殊」・「タンゴディスカバリー」、京都駅発着の特急「はしだて」が運転開始。
- 1999年(平成11年)10月2日:特急「タンゴディスカバリー」を「タンゴエクスプローラー」に変更。
- 2011年(平成22年)3月12日:ダイヤ改正に伴い、JR西日本との直通運転が縮小。特急「文殊」・「タンゴディスカバリー」が廃止。特急「たんごリレー」が運転開始。
- 2015年(平成27年)3月27日:福知山市内の9駅(厚中問屋駅・荒河かしの木台駅・牧駅・下天津駅・公庄駅・大江駅・大江高校前駅・二俣駅・大江山口内宮駅)にそれぞれ、「厚中問屋駅」・「かしの木駅」・「サケの遡上駅」・「はななみ峠駅」・「渡船場の里駅」・「酒呑童子駅」・「元伊勢外宮駅」・「和紙の里 猿田彦神社前駅」・「元伊勢内宮駅」の愛称を設定。
- 2015年(平成27年)4月1日:鉄道運行事業をWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)に移譲。京都丹後鉄道が第二種鉄道事業者、北近畿タンゴ鉄道が第三種鉄道事業者となり、上下分離方式による運行を開始。同時に路線記号・駅番号を設定。厚中問屋駅が福知山市民病院口駅に改称。
⚫︎:全列車停車 ▲:一部停車 |:通過
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