宮舞線
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みやまいせん
宮舞線(みやまいせん)とは、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道、丹鉄)を第二種鉄道事業者、北近畿タンゴ鉄道(KTR)を第三種鉄道事業者とする鉄道路線の一つ。
2015年(平成27年)4月1日、それまで第一種鉄道事業者であった北近畿タンゴ鉄道が第三種鉄道事業者となり、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道、丹鉄)が第二種鉄道事業者として運行を行う上下分離方式による体制に移行した。その際、宮津線のうち西舞鶴駅(京都府舞鶴市)から宮津駅(同府宮津市)までの区間にこの愛称が付けられた。
路線全体の詳細な歴史については宮津線の項目を参照。
基本的に普通列車のみの運転であり、西舞鶴駅で舞鶴線の特急「まいづる」、宮津駅で宮豊線・宮福線の特急「はしだて」・「たんごリレー」との接続を考慮したダイヤが組まれている。また、当路線は観光列車として、「丹後あおまつ号」「丹後あかまつ号」「丹後くろまつ号」が運行されている。
過去には舞鶴線経由で山陰本線(京都方面)に直通する急行「丹波」・「大社」・「丹後」や特急「タンゴエクスプローラー」・「タンゴディスカバリー」が設定されていたが、2008年(平成20年)3月15日のダイヤ改正で特急は全て宮福線経由で福知山駅〜宮津駅〜天橋立駅〜豊岡駅間を運転するように変更された。また、2023年(令和5年)3月17日までは、西舞鶴から宮津に向かう快速が運行されていたが、翌日のダイヤ改正により、廃止された。
国鉄(鉄道省→運輸逓信省→運輸省→日本国有鉄道) 地方交通線(特定地方交通線)
- 『けいおん!』:丹後由良駅周辺が作品舞台のモデルになっており、アニメ版の第1期第4話にKTR700形気動車が登場する。また、2011年(平成23年)12月3日からKTR700形を使用したラッピング列車も運行されている。
- 『AIR』:丹後由良駅周辺が作品舞台のモデルになっており、アニメ版の最終回ではKTR700形が登場する。
- 『艦隊これくしょん』:同線丹後由良駅に隣接する由良川が名前のモチーフである由良(艦隊これくしょん)をラッピングしたKTR700形気動車が2022年6月より運行開始。上記のけいおん!ラッピング車両で運用された705号が起用されている。また、丹後由良駅近くの由良神社が軽巡洋艦由良の艦内神社として祀られていた。
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