概要
コウノトリの郷駅とは、兵庫県豊岡市に存在する、京都丹後鉄道宮豊線(北近畿タンゴ鉄道宮津線)の駅である。
- 所在地(住所):兵庫県豊岡市日撫265-1
- 駅番号:T25
コウノトリの郷駅は、宮豊線の終点である、豊岡駅から宮豊線の天橋立・宮津・西舞鶴方面へ乗った次の駅である。とは言っても、豊岡駅は街の中心部だが、コウノトリの郷駅は山と田畑とちょっとした集落ぐらいしか無いので中心部からは外れている。しかし、少し西に進むと川(円山川)があり、その川を渡ると中心部に出れる。
ちなみに、当駅の名前の由来にもなっている兵庫県立コウノトリの郷公園は、最寄駅は確かに当駅なのだが、当駅からだと若干離れてたりする(最短経路でも歩いて30分前後)。これは公園がある場所が駅よりも東側にあり、線路沿いではないことが要因であると思われる。ちなみにこの公園へは豊岡駅から出ているバスに乗った方が早く着く。また、当駅からはバスが出ていない。
他にも、駅構内にはぽっぽやという喫茶店が入っており、このお店は2020年(令和2年)にリニューアルオープンしてできたお店で、オープン前は同じぽっぽやとして駅そばを売っていた。その駅そばを売っていた場所は、2009年(平成21年)に老朽化していた駅舎を改装し、豊岡市が借り入れ、地元地域グループの「コウノトリの郷駅応援団」が管理しているところで、元事務所のところを改装し、2010年(平成22年)にオープンした。その後2016年(平成28年)に一旦閉店したが、2020年から今へ至っている。また、駅舎自体、開業当時から姿を変えていない唯一の駅である。ただし、上記でも記したように、改装工事があって、その時にトイレが老朽化に伴い、別棟に市の施設として新築された。
さらに実は当駅は、宮豊線の兵庫県内唯一の接続路線無しの駅であったりする。なんせ、そのはず、宮豊線には当駅と豊岡駅しかないからである。また、この駅は2015年(平成27年)に現在の駅名に改称したのだが、改称前は「但馬三江駅」という名前であった。この名前、どこかで聞いたなぁと、思ったそこの君!実はその通りで、鉄道むすめの但馬みえの名前の由来にもなってたりするのである。
駅構造
ホーム | 路線名 | 上下 | 行き先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 京都丹後鉄道宮豊線 | 上り | 網野・宮津方面 | |
1 | 京都丹後鉄道宮豊線 | 下り | 豊岡方面 |
コウノトリの郷駅は、1面1線の駅であり、行き違い等は不可能である。