概要
神戸市にある、JR西日本山陽新幹線および神戸市交通局(神戸市営地下鉄)西神・山手線/北神線の駅。
山陽新幹線
大都会神戸の新幹線における玄関駅だが、外観および駅周辺はかなり地味。ただし、最速達ののぞみ、みずほを含め全列車が停車(※)するので、侮れない。
全列車停車の理由は隣接する新大阪駅での乗換が別ホームになる事が多く、乗換目的の駆け込み乗車を極力無くす為である。新大阪を跨って直通する列車との乗換については車掌による肉声での車内放送で当駅での乗換を促している。
名鉄犬山線の犬山遊園駅が過疎駅なのに全列車停車となっているのも同様の理由である。
※稀に特別過ぎる臨時列車が通過する場合がある。(例:2008年の0系さよなら運転「ひかり347号」等)
なお、かつてはひかりも含めて多数の列車が通過していたため、開業当初から熱海駅同様の線路との間隔が空いた位置に柵とホームドアが設置されており、長らく列車が駅に近づくまではホームの列車側には入れないようになっていた(メイン画像のような状態は不可能)、が2019年に他の駅のような線路に密着した位置のホームドア方式に変更されている。
駅の左右を六甲トンネル(約16キロ)と神戸トンネル(約8キロ)という比較的長いトンネルに挟まれ、ほぼこの間が駅となっており、のぞみやひかりが通過していた頃は、トンネルとトンネルの切れ目に新神戸駅が見えるが、あまりに一瞬すぎて気がつかないということが多かったという。
運賃計算上は神戸駅と同一駅扱い(ただし最も近い在来線の駅は三ノ宮駅)。JR在来線の駅からは離れているため、在来線の駅から新幹線に乗り換える場合は地下鉄を利用することとなる。また、特例により「神戸市内」と印刷されたキップを所持している場合は窓口で提示するもしくは乗り換え専用自動改札機にキップを通して在来線に乗り換える。
のりば | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 山陽新幹線 | 下り | 姫路・岡山・広島・新山口・博多・熊本・鹿児島中央方面 | |
2 | 山陽新幹線 | 上り | 新大阪・京都・名古屋・新横浜・品川・東京方面 |
神戸市営地下鉄(S02)
北神線は、2020年6月1日付で運営が北神急行電鉄から神戸市交通局へ移管。
当駅から北、谷上・有馬温泉(谷上で神戸電鉄乗り換え)方面が北神線で、南、三宮・西神中央方面が西神・山手線。直通運転を行っているが、三宮方面からくる列車の約半数は当駅で折り返す。
のりば | 路線 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 北神線 | 谷上行き | 有馬温泉・三田方面へは谷上で神戸電鉄に乗り換え |
西神・山手線 | 三宮・名谷・西神中央方面 | 折り返し列車の一部 | |
2 | 西神・山手線 | 三宮・名谷・西神中央方面 | 谷上始発列車 |
3 | 西神・山手線 | 三宮・名谷・西神中央方面 | 当駅折り返し列車 |
利用状況
近況
神戸市営地下鉄
- 2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は34,578人、乗降人員は69,156人である。
- 新型コロナウイルスの影響で鉄道駅の多くが落ち込む中で、北神急行の市営化も相まって利用者が増加した。
年度別利用状況比較表
事業者名 | 神戸市営地下鉄 | |
---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 22,622人 | 45,244人 |
2009年(平成21年)度 | 23,306人 | 46,612人 |
2010年(平成22年)度 | 23,393人 | 46,786人 |
2011年(平成23年)度 | 23,560人 | 47,120人 |
2012年(平成24年)度 | 24,008人 | 48,016人 |
2013年(平成25年)度 | 22,514人 | 45,028人 |
2014年(平成26年)度 | 22,359人 | 44,718人 |
2015年(平成27年)度 | 22,751人 | 45,503人 |
2016年(平成28年)度 | 22,804人 | 45,608人 |
2017年(平成29年)度 | 23,304人 | 46,608人 |
2018年(平成30年)度 | 23,238人 | 46,477人 |
2019年(令和元年)度 | 22,822人 | 45,645人 |
2020年(令和2年)度 | 29,568人 | 59,136人 |
2021年(令和3年)度 | 34,578人 | 69,156人 |
関連タグ
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