最高峰は標高931m(932mとする地図もある)で、神戸市東灘区と北区の境にある。
山は白亜紀に形成された花崗岩で出来ており、岩盤は非常に強固。
六甲山が北西の風を弱めることで、神戸港は天然の良港となった。
神戸市、芦屋市、西宮市、宝塚市でランドマークとして親しまれている。
灘区の六甲有馬ロープウェーの「六甲山頂駅」と摩耶ロープウェーの「星の駅」にかけては、神戸市立六甲山小学校、六甲ガーデンテラス、六甲ケーブルの「六甲天覧台駅」、六甲山牧場、ゴルフ場や保養施設があり、山上の街を形成している。
山上の街の東端(六甲山頂駅付近)から最高峰へは約3km東。県道16号明石神戸宝塚線でアクセス可能だが、最高峰付近へ行く阪神バス(阪神西宮駅発着)は既に廃止されている。
当然ながらイノシシなど野生動物が出没する事でも知られており、近年は獣害の被害報告(実際に死者も出ている)もよく見られ、行政も対応に苦慮している。甘言を用いて観光資源のように扱う業者や団体もいるが、そんなに甘いものではないので、迂闊に近付かないように注意しよう。
六甲颪(おろし)は六甲山から吹き降りる北風のことで、甲子園球場では六甲颪が吹くとバッターにとって追い風となるため、阪神タイガースのファンは7回の攻撃の時に『六甲おろし(阪神タイガースの歌)』を歌う。