曖昧さ回避
山形県の山(がっさん)
山形県鶴岡市、庄内町、西川町にまたがる、出羽山地上の標高1,984mの火山。
羽黒山と湯殿山と並ぶ出羽三山の一つで、山頂にはたたずまいと遠くの鳥海山との光景が雄大な月山神社があり古くから修験者の信仰の中心地。
磐梯朝日国立公園の一部であり、「日本百名山」にも選定されている。
鳥海火山帯の南端に位置し、山形盆地から望むとまんじゅう笠を載せたように見える。
基盤の地質は花崗岩で溶岩は輝石安山岩で構成される。
中腹以下は大きく浸食の影響を受けており、特に西側は急斜面であるが北側の中腹付近は緩傾斜である。
弥陀ヶ原には高山植物が豊富にみられ自然保護の対象になっている。
手向から中腹の弥陀ヶ原までは月山道路、鶴岡市東部から湯殿山北麓までは湯殿山有料道路が通っており、登山用のリフトも開通している。
雪が長く残りやすく春夏期にスキーができる山としても知られる。