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本項では、当駅のルーツの一つに当たる「雲雀丘駅」(ひばりがおかえき)についても解説する。

概要

兵庫県宝塚市雲雀丘一丁目にある阪急宝塚本線(阪急宝塚線)の駅。

所在地は宝塚市だが、敷地の半分以上は川西市側にある。

宝塚本線の管理機能の中枢に当たる平井車庫(1972年開設)に近接しており、当駅を始発・終着とする列車が多数設定されている。現在の日中のダイヤでは、宝塚発着の急行と当駅発着の普通の10分サイクルとなっており、当駅を起終点とする列車は約半数に上る。かつては増解結が行われていたが、2015年ダイヤ改正で廃止。

歴史は古く、1916年に花屋敷駅と平井駅(現在は山本駅に統合)との間に、雲雀丘駅を開業。これは、雲雀丘住宅地を開発した阿部元太郎が、住民とともに、懇意であった阪急の役員と掛け合った結果設置された駅だと言われる。

1961年、車両の大型化と編成の増結を進めていた当時の京阪神急行電鉄阪急電鉄の前身)は、双方の駅間が近く、またホームの延長に難のあった花屋敷駅雲雀丘駅を統合することとなり、両駅名を合わせた当駅が開業。ただし統合といっても、当駅は旧花屋敷駅から355メートルの位置にある一方で、旧雲雀丘駅とは互いのホームの端と端との間がわずか4メートルという至近距離にあり、また統合により廃止されるはずの花屋敷駅は開業後も一年間営業を続けるという変則的な形態となっていた。

統合にあたっては、どちらの駅を残しどちらの駅が吸収されるかで国務大臣を巻き込んでの大論争となり、花屋敷側・雲雀丘側双方の自治会長によるジャンケンで勝敗を決したという逸話も残っている。

駅構造

ホームは島式2面4線の地上駅。全営業列車が停車。

乗り場路線方向方面備考
1阪急宝塚線当駅止まり・降車専用
2阪急宝塚線下り宝塚方面
3・4阪急宝塚線上り十三梅田方面4番のりばは待避線。

利用状況

  • 2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は9,773人である(宝塚市統計書より)。

年度別

年度乗降人員
2008年(平成20年)度12,026人
2009年(平成21年)度11,838人
2010年(平成22年)度12,508人
2011年(平成23年)度12,059人
2012年(平成24年)度12,485人
2013年(平成25年)度12,125人
2014年(平成26年)度10,042人
2015年(平成27年)度12,040人
2016年(平成28年)度12,023人
2017年(平成29年)度11,927人
2018年(平成30年)度11,752人
2019年(令和元年)度11,123人
2020年(令和2年)度9,114人
2021年(令和3年)度9,886人
2022年(令和4年)度9,773人

隣の駅

種別←梅田方面当駅宝塚方面→備考
  • 急行
  • 準急
  • 普通
川西能勢口駅雲雀丘花屋敷駅山本駅

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