概要
兵庫県明石市大明石町1丁目にあるJR西日本山陽本線(JR神戸線)の駅で、特急「スーパーはくと」や「はまかぜ」も停車する。
また浜手には山陽電気鉄道の山陽明石駅を併設している。ただ山陽姫路方面の客は当駅でJRに乗り換えてしまう事が多い。これは、JRと乗り換えれば姫路はおろか三ノ宮や大阪駅へは安くて早く行ける(山陽電鉄は阪神電車神戸高速線や本線との合算で高くなってしまう)ことが影響している。
一時期、「速さはJRのあかしです」というコピーの入った広告が作られたが、福知山線脱線事故が発生したため、この看板は撤去された。
駅構造
どちらも島式ホーム2面4線の高架駅で、同一高度にある。
JR西日本 明石駅(JR-A73)
複々線だが、方向別でなく優等列車別の複々線である。
コンコースには各のりばごとの液晶式発車案内があり、ホームへの階段付近にも設置されている。
のりば | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | JR神戸線 | 下り | 加古川・姫路方面 | 普通 |
2 | JR神戸線 | 上り | 三ノ宮・尼崎・大阪方面 | 普通・快速 |
3 | JR神戸線 | 下り | 加古川・姫路方面 | 特急・新快速 |
4 | JR神戸線 | 上り | 三ノ宮・尼崎・大阪方面 | 特急・新快速 |
新快速
最終新快速西明石行きは1番のりば(電車線)に停車する。西明石駅から明石電車区へ入庫の都合上、兵庫で外側線から電車線に移る。
快速
- 朝上り7時から8時台には、4番のりばから発車する便があり、これらは列車線にホームがない舞子・垂水・須磨の3駅を通過して兵庫駅までノンストップ。
- 大阪方面発は当駅を出ると、終点まで各駅に停車する関係で、当駅で普通列車に種別変更する。その逆、大阪方面行きは、普通列車からの種別変更は西明石駅で行う。
山陽電鉄 山陽明石駅(SY17)
神戸寄りには6両対応の引き上げ線がある。3・4番のりばの姫路寄りにも出発信号機があり、姫路方面へも発車できる。
利用状況
JR西日本
山陽電気鉄道
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員は30,449人である(明石市統計書より)。
- 山陽電気鉄道の駅では最も多い。
利用状況比較表
事業者名 | JR西日本 | 山陽電気鉄道 | |
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年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 52,589人 | 105,178人 | 29,381人 |
2009年(平成21年)度 | 51,690人 | 103,380人 | 28,641人 |
2010年(平成22年)度 | 51,652人 | 103,304人 | 28,658人 |
2011年(平成23年)度 | 51,675人 | 103,350人 | 28,427人 |
2012年(平成24年)度 | 51,858人 | 103,716人 | 28,279人 |
2013年(平成25年)度 | 52,440人 | 104,880人 | 28,510人 |
2014年(平成26年)度 | 51,264人 | 102,528人 | 27,836人 |
2015年(平成27年)度 | 50,895人 | 101,790人 | 28,082人 |
2016年(平成28年)度 | 52,230人 | 104,460人 | 28,756人 |
2017年(平成29年)度 | 53,210人 | 106,420人 | 30,022人 |
2018年(平成30年)度 | 53,184人 | 106,368人 | 30,449人 |
2019年(令和元年)度 | 53,486人 | 106,972人 |
隣の駅
JRの駅について、駅番号の「JR-」は省略した。
JR西日本 | ||||
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JR神戸線 | ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
新快速 | 神戸駅(A63) | 明石駅 | 西明石駅(A74) | |
快速(列車線) | 西明石駅→ | 明石駅 | 兵庫駅(A64)→ | 平日朝方ラッシュ時の大阪方面のみ。 |
快速(電車線) | 舞子駅(A71) | 明石駅 | 西明石駅 | |
普通 | 朝霧駅(A72) | 明石駅 | 西明石駅 | ほとんどは西明石止まり。 |
山陽電気鉄道 | ||||
本線 | ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | |
直通特急 | 舞子公園駅(SY13) | 山陽明石駅 | 東二見駅(SY25) | |
S特急 | 霞ヶ丘駅(SY12) | 山陽明石駅 | 藤江駅(SY20) | |
普通 | 人丸前駅(SY16) | 山陽明石駅 | 西新町駅(SY18) |