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概要

第二部『東京喰種:re』オークション編に登場した喰種美女

「ナッツクラッカー」とはくるみ割り人形の事を意味するが、彼女がクラックするナッツくるみではない。

キンタマである。

男性睾丸を潰して啜る事を好む偏食の喰種として知られ、作中でも実行するシーンがある。美容に良いらしい。

「マダム」界とも繋がりを持ち、依頼によって人身売買の斡旋も行っている。

ボンテージ姿にお歯黒という格好で、ジッパーのついた目隠しのようなマスクを着用する。

CCG(喰種対策局)からのレート評価はA。

実は珍しい複数タイプの赫胞持ちであり、メインに使う甲赫と、自分から切り離して使用できる尾赫を有する。

この能力によりオークションに攻め込んで来た喰種捜査官の一団を単騎で壊滅させた。チームに上等捜査官がいたことからレートSに急遽格上げとなった。

しかし尾赫のほうには「接近してきたものに自動的に反応するだけ」という弱点があり、この特性をついた不知吟士の機転により逆転され、米林才子の鱗赫で致命傷を負いシラズの手で討伐される。

最期(ネタバレ注意)

今際の際に「キレイに…… なりたい……」と幼少期からの願いを口にする。

回想によると少女時代は貧しく綺麗な服に憧れていた悲しい過去があり、金に執着し美貌に拘るのもそれが起因している。

その夢は喰種を悪としか認識しなかったシラズに衝撃を与え、「人間みてェな事言ってんじゃねーよ」と思わず腰を抜かしてしまう。

死後その赫胞は天然のキメラクインケの材料として再利用され、シラズが所有者となった。

ナッツクラッカーの存在はシラズの概念を揺らがせ、そしてトラウマが蘇り彼女の声や悪夢に悩むことになる。

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