概要
東方家の長女・鳩が、自分のボーイフレンドとして家に連れてきた小太りの男。
「ダモカンクリーニング店」を経営しており、鳩とは仕事を通じて知り合ったらしい。
“自称”23歳だが、どう見ても見た目は中年。
あと、髪はヅラである。
冷静かつ狡猾な性格で、ロカカカの枝を盗まれた際には日本全国の病人を一人一人チェックして4ヶ月かけて吉良吉影と空条仗世文を特定するなど、非常に執念深い性格。
一方で、激昂すると口調が粗暴になり無抵抗の相手に拷問まがいの行為を行うなどの残忍さも持つ。
ロカカカの枝を盗んだ吉影と仗世文のもとに現れ、後述のスタンド能力を使ってどちらか一人を始末しようとするも、吉影の策略により二人とも逃がしてしまう。
そして時は流れ、仲間の岩人間たちが次々と姿を眩ましていく状況に疑問を感じ、生き残った仗世文が始末しているのではないかと考え、彼の居場所を探るため鳩を利用して東方家に侵入し一家の人間を1人ずつ始末してゆく。
名前の元ネタは、ドイツのプログレッシヴ・ロックバンド「CAN(カン)」と、そのボーカル「ダモ鈴木」からと思われる。
スタンド「ビタミンC」
道化師とも悪魔ともとれるような容姿のスタンド。肩から下が無数の腕に覆われている。
本体があらかじめ付けておいた「指紋」に触れた人間を、ビニールのように軟らかくして溶かしてしまう能力。
この能力に捕らわれたら最後、スタンド能力も封じられ抵抗がほとんどできなくなり、ピン札のような紙で簡単に体が切り取られてしまうほどに軟らかくなってしまう。
射程距離が指紋で作った結界内というやや変わった性質のスタンドだが、中の人間を悉く軟化させてしまう能力とキラークイーンのラッシュも捌ききるスピードを持つ強力なスタンド能力である。
ただその性質上、結界の外からの攻撃には対処できないようだ。
名前の元ネタは、上記のバンド「CAN」の曲名から。