おまえが許可を出せェェーーッ
概要
容姿はセーターの袖を首に巻きつけ、頭にズボンをかぶったような珍妙な服装をしている。年齢は29歳。
表向きは杜王スタジアムの職員だが裏の顔は、東方家の長男が代々発症する皮膚が岩のようになる病気を治すといわれている謎の果実「ロカカカ」の売人。
名前の由来は恐らく宮城県仙台市にある山。
性格
クソッ!気持ち悪いな......悪趣味な鳥だ...
康穂達のスタンドに尾行されてドキドキしていたり、鳥にフンをかけられて異常に取り乱して過去のトラウマを思い出すなど、性格はかなりの小心者。落ち着くためにか救心を愛飲している。
また自身の過去もあってか夜露に対する信頼が非常に厚く、恋人のことも本気で信用して愛情を注ぐなど敵でありながら青臭さを持つ。
活躍
以前東方常敏にロカカカの取引を持ち掛けており、それを知った広瀬康穂と東方つるぎに尾行された為、後述のスタンド能力で始末しようとする。
互いに相手の術中に嵌まるものの終始ドゥービー・ワゥ!で二人を圧倒。一方的に追い詰め犯人をつるぎだと特定し一緒にいた常敏に詰め寄るが、実はつるぎのペーパー・ムーン・キングによってバスを常敏と誤認させられており、そのまま轢かれて岩のように粉々になって死亡した。
なおこの決着に関しては「愛唱の歩行速度速すぎ」「バスの運転手が流石に気づく」などといった意見が噴出し、ジョジョリオンのネタシーンの一つとなっている。
過去
かつて彼女がおり、自身が岩人間であること、一度眠ったら1ヶ月は目覚めないことを打ち明けられるほど彼女を純粋に愛していた。
しかし愛唱が眠っている間、彼女は愛唱が眠っている自宅で別の男性と付き合っており、しかも土地の権利書を奪ってそれを換金して逃走する。
眠っている愛唱は危うく取り壊される家に埋められて窒息死しかけるも、八木山夜露に救助される。
……と、ジョジョリオンに登場した敵スタンド使いの中でもブッチギリで不幸な目に遭っている人物である。ここまで不幸な目に遭っていれば小心的になるのも仕方ないのかもしれない。
ちなみに貨物船で岩化して休眠していた姿を吉良に見られたことで尾行され、ロカカカの存在を知られることとなった。そういう意味では本編が始まるきっかけとなった人物と言えなくもない。
スタンド「ドゥービー・ワゥ!」
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余談
岩人間と似通った設定である柱の男・ワムウも「風」を利用した技の使い手である。仲間を信用する弟分というポジションも同じ。
第7部以降の世界のワムウに当たるキャラクターの可能性がある。
関連タグ
東方常敏...取引相手