ロディ・ラグナイトは、『ワイルドアームズ』の登場人物である。
タグとしては「ロディ」での登録が多い。
劇中では(WA:Fにおける戦闘やフィールドでのアクション時のボイス以外)一貫して喋らず、ドラマCDでは彼の台詞はザックの相棒であるハンペンが代役する。
概要
メインキャラクターの一人。渡り鳥の少年で15歳。
ARM(アーム。作中世界における銃器の総称)を使用することが出来、そのシンクロ率はずば抜けて高い。
しかし、ARMは太古の時代にファルガイアに侵攻してきた魔族からもたらされた武器であり、それを使えるということで人々からは避けられ、滞在していた村を追い出されるなど不遇の扱いを受けている。
育ての親であるゼペットにより、ARMの使い方や剣の扱い、そして人に優しくする事を学び、その優しさに救われたキャラも多い。(WA:Fでは完全にARMしか使わない)
しかし、魔族との戦いの最中で自らの出生を知り、心を閉ざしかけたがセシリア・レイン・アーデルハイドにより救われ、その後希望のガーディアンであるゼファーを呼び戻すほどの心の強さを身に付け、最後まで戦いを続けた。
また、戦いの最中やむを得ず自らの左腕を斬り落とし重症を負うが、ガーディアンブレードの欠片から鍛えあげられた義手を得て戦線に復帰している(この際に斬り落とした左腕が、平行世界で形を変えてアガートラームとなったとされている)。
WA:Fでは復帰前と復帰後で左腕のデザインが異なり、復帰後は籠手自体も肉体の一部となっており、取り外しが利かない。
魔族のカウンターとして創造された身体、ARMとの同調能力、そしてガーディアンの加護の力を、「誰よりも人間らしい心」で御して戦い、WA2内では「未来」を司るガーディアンとして昇華した可能性も示唆されるなどシリーズ屈指のオーバースペックを有するが、ゲーム内ではバランス調整為の攻撃力や速度はザック・ヴァン・ブレイスより低い。
一言もセリフはないが、頷く、殴る、照れる、笑う、落ち込む、空を見上げる、など動きはあるため無言ながら分かりやすいキャラである。
加えて天然ジゴロで、本人にはその気はなくとも彼に対して好意を抱く女性キャラが何人もいる。
上記設定はWA1のものであるが、WA:Fでも基本的には同じである。
モチーフは人造人間キカイダー。故にパーソナルカラーも赤と青である。