概要
スペルは"virus"
日本ではラテン語であるvirusをそのままラテン語で発音した(うえで長母音を省略した)「ウイルス」表記が正式。ウ"ィ"ルスと表記されることもある。
この他ドイツ語読みした「ヴィールス」や英語読みした「ヴァイラス」の表記が使われることもある。
なお、日本のラテン語学者たちは現代西洋諸語に「訛った」読みでなく「ウイルス」表記を採用したことを称えていたりもする。
ウイルスには細胞が無く、自己複製ができないが、
そのため、生物であるとも、非生物であるとも言われる。
非常に小さいため、光学顕微鏡ではその姿を見ることができず、細菌濾過器も通過する。
形状はいろいろあり、
タバコモザイクウイルスなどは棒状、
病原体として認知されており、特にインフルエンザやHIVなど、他者から他者へと拡大感染していくものを指す場合が多い。
特に空気感染などで広範囲に繁殖できる病原体が世界規模レベルで爆発的に広がることをパンデミックと呼ぶ。