概要
演:市川実日子
環境省自然環境局野生生物課長補佐。苗字の読みは「おがしら」で「びとう」ではない。したがって表記も「尾藤」ではない。
そのツテで巨大不明生物の生態分析のため総理レクに呼ばれ、その後巨災対に召集される。
的確な分析力や洞察力を持ち、ゴジラ対策に有用な情報を導き出す。
第一形態のゴジラが東京湾内を移動している映像から、ゴジラが足に似た器官を持っており、上陸の可能性もあることをすぐに見抜くなど、功績は数多い。
一方、常に無表情で、異常なまでの早口で一度では聞き取りきれないほどの大量の言葉をまくしたてるのが癖で、コミュ障一歩手前の異様な雰囲気を漂わせる。
だが、とあるシーンで嬉しそうな笑顔を見せるシーンもあったため、冷淡なだけの人物というわけではないようである。
人気っぷり
重要な役どころを担当しているとはいえ物語上ではただの脇役に過ぎない上に、お世辞にも清楚なイメージがある女性とは言い難い人物として描かれていたが、市川実日子氏の独特の演技、他の巨災対メンバーよりも圧倒的に色濃く、記憶に残りやすいアクの強いキャラクター性、劇中ようやく見せた笑顔から溢れ出るギャップ萌えに心をノックアウトされた観客が続出し、Twitterでも映画公開後すぐに大量に彼女のイラストが飛び交うといったような尾頭人気が大爆発する。
その結果、本来のメインヒロインであるカヨコを差し置いて『シン・ゴジラの真のヒロインは尾頭さん』と評価されるほどまでになる。
Pixivでも当然影響は強く表れており、ゴジラを除く登場人物のタグ検索数ではぶっちぎりでトップに君臨している。