尾頭ヒロミ
おがしらひろみ
演:市川実日子
環境省自然環境局野生生物課長補佐。苗字の読みは「おがしら」で「びとう」ではない。
そのツテで巨大不明生物の生態分析のため総理レクに呼ばれ、その後巨災対に召集される。
的確な分析力や洞察力を持ち、ゴジラ対策に有用な情報を導き出す。
第一形態のゴジラが東京湾内を移動している映像から、ゴジラが足に似た器官を持っており、上陸の可能性もあることをすぐに見抜くなど、功績は数多い。
更に「ゴジラのエネルギー源は何か?」という議題だけで作中最も早く「ゴジラ体内に原子炉に似た器官が存在する」ことを予想し、後に見事的中させるなど生物学における見識の才は凄まじいものがある。
一方、常に無表情で、異常なまでの早口で一度では聞き取りきれないほどの大量の言葉をまくしたてるのが癖である。服装はいつも同じ地味なスーツに頭は寝癖がついたままと格好にもあまり気を配る様子がなく、会話中にも相手と目を合わせようとしないなど、コミュ障一歩手前の異様な雰囲気を漂わせる。
だが、とあるシーンで嬉しそうな笑顔を見せるシーンもあったため、堅物一辺倒の人物というわけではないようである。
宣伝などではメインキャスト扱いはされておらず、脇役の一人という扱いに過ぎなかったが、他の巨災対メンバーよりも*圧倒的に色濃く、記憶に残りやすいアクの強いキャラクター性、劇中ようやく見せた笑顔から溢れ出るギャップ萌えに心をノックアウトされた観客が続出、Twitterでも映画公開後すぐに大量に彼女のイラストが飛び交うといったような尾頭人気が大爆発する。演じている市川実日子氏は2002年にモスクワ国際映画祭で主演女優賞を受賞するなど業界ではかねてから評価の高かった役者ではあるが、これほどまでに一般観衆の注目を集めるのは初めてである。
なお、市川氏は撮影中はほとんどメイクをしておらず(もともと化粧をあまりせず映画などに出演する時もたいていすっぴんで撮影に臨む人なのだが)、寝癖を作るために、撮影期間中寝る前に髪を折っていたとのことである(参照togetter)
その結果、本来のメインヒロインであるカヨコを差し置いて『シン・ゴジラの真のヒロインは尾頭さん』と評価されるほどまでになる。
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