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「ま、便宜上私が仕切るが(中略)

そういった人間の集まりだ。気にせず好きにやってくれ。」


演:津田寛治


概略編集

映画「シン・ゴジラ」の登場人物。

肩書きは厚労省医政局研究開発振興課長(医師免許または歯科医師免許を持つ医系技官)。

泉修一保守第一党政調副会長が集めた巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)のメンバーのひとりで、本部事務局長である矢口蘭堂を補佐し、現場を仕切るサブリーダー的存在。

ゴジラを凍結させるための計画を矢口プランと命名したのは彼である。

そしてその作戦の性格上、「ヤシオリ作戦」の実現も彼の主導によるところが大きいと言える。


妻帯者・子持ち。家族関係の描写の希薄な作品中、ほとんど唯一その存在が語られている人物でもある。


ただ、例のゴジラによる東京大災害の直後、携帯で何度も家族に連絡しようとしている姿が描かれていたが、その家族がどうなってしまったのかは語られなかった。


経歴編集

ゴジラ対策として招集された主要メンバーの1人として参加した。日々徹夜付けをしてでも矢口プランを成功させるために働いていた。妻帯者であるにもかかわらず、作戦遂行の為に中々帰宅しようとはせず、帰宅しても朝早くに出勤しては仕事に掛かっている。

ゴジラ東京襲撃後、辛くも生き延びることができた。メンバーの半数が命を落としてしまい暗い雰囲気になっていたが、彼が率先して「では、仕事にかかろう」などと現場を仕切っており、しっかりと矢口をサポートしていた。

国連の核攻撃が決定したことに対いて真っ先に驚愕しており、そうはさせまいと皆して凝固剤精製のために全力を尽くす。しかし、牧吾郎の残した紙媒体レイヤーの正体がわからず頭を悩ませていた時、ふと何気なく放った一言「(ゴジラの歯形を見て)噛み合わせが悪そうだな。これじゃ核物質も摂取できんだろうに」が思わぬ解決の糸口となったようである。

凝固剤精製のために全国のプラントをフル稼働して生産、彼自身も出向いて生成された凝固剤の在庫に足を運ぶなどしている。

終盤、ヤシオリ作戦時は、後方にてテレビ中継で見守っていた。

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