「沉思十五年中事,才也縱橫,淚也縱橫,雙負簫心與劍名。」
概要
亂世狂刀は、「霹靂布袋戲」シリーズの著名な登場人物の一人。シリーズ名に個人名が入っている数少ないキャラクター。
北武林出身の熱血男児で、「三傳人」の一人。愛妻のために一日で三千人を斬った、という伝説を持つ。
プロフィール
性別 | 男 |
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初登場 | 霹靂狂刀 第19集 |
出身地 | 北武林 |
根拠地 | 悟劍亭、楓橋、鏡花水月臺、苦竹籬 |
身分 | 道教傳人 |
化身 | 金獅 |
家族 | 慕容嬋 (妻)、藏劍生 (兄) |
友人 | 素還真、空劫、葉小釵、劍君十二恨、青陽子、洛子商、蒼茫荒獅、雲袖、不了情、巧天工 |
師匠 | 道尊、欲蒼穹 |
弟子 | 鶴岡 |
人物
北から来た暴れん坊。通常は「狂刀」と短く呼ばれる。
獅子のたてがみのような白髪と、濃い眉、大きな目が特徴。柄頭に獅子の顔がついた「獅頭寶刀」を愛用している。
気性もまた獅子のごとく激しく、強情傲慢奔放かつ横暴だが、情が深く根は優しい。非常に愛妻家で、彼女が亡くなった現在も、公式サイトには彼の口癖として「慕容嬋啊∼」が掲載されている。
元々は洞窟の奥に15年も監禁されていた凶暴な男で、高笑いだけで周囲の岩が吹き飛ぶほどの強力な内功がある。
現在は、師を得て道教に入門し、道教伝承者の肩書きを持つに至っている。様々な波乱を経験して人間的にも成熟したが、連獅子のように髪を振り乱す動作は健在。
四孔簫(しこうしょう、縦笛の一種)をたしなむ。
造形
傾向
亂世狂刀は、1993年の初登場以来一度も落命していないが、出演していない期間があり、人形数は意外と多くない。
外見の共通事項は、おおむね以下の通り。
- 細面で鼻筋が通り、目は切れ長で大きく、眉は黒く濃くまっすぐ。そして、口元は上品、という判りやすい美男。
- 白髪。中央分けで、前髪の一部が鼻の頭くらいまでの長さになっている以外は、ほぼワンレングス。肩につく程度から背中くらいまでの長さで、横に広がり気味。
- 額から髪の分け目にかけて、飾りをつけている。
- 服装は軽鎧が多いが、色使いが白、黒、金、銀、茶の組み合わせに限定されている印象を受ける。「霹靂圖騰」の頃は虎柄。
筋肉
「霹靂謎城之九輪異譜」で約10年ぶりに再登場したときは、武装の隙間に二の腕と胸元を露出させ、若さと荒々しさ、たくましさを主張するような姿で現れた。
関連タグ
関連リンク
- 公式人物資料(亂世狂刀)※中国語
- 映画「聖石傳説」公式サイト(日本語ページあり。「霹靂眼」から「霹靂英雄榜之争王記」までのあらすじも掲載)