CV:置鮎龍太郎
概要
夢ヶ丘高校の1年生。歌の姉・夢野奏と同級生。柊コンツェルンの孫。トイレの数だけで88もある豪邸に住み、執事セバスチャンがいる。
表面上は紳士的に優しく振る舞うこともあるが、基本的にクールで刺々しく、束縛を嫌う。
通俗的なものには無関心、無感動であり、家で一人本を読んでいるシーンも多い。
頭脳明晰で合気道をも会得しているが、美意識を超える美紀のポエムには気絶した。
リムジンで移動することも多い。また、キレるとちゃぶ台返しならぬ長テーブル返しをする(それも食事ごと)。
恵まれた生活と完璧超人で文武両道な才能からか、夢を失い人間関係だけでなく音楽にも求めるものが無くなり、発表会帰りにバイオリンを捨てに向かう。その時クロミ達と出会い、バイオリンを演奏するとメロディ・キーに力が与えられ、世界に秘められたる曲があると聞かされる。興味を持ち、曲の完成を目論む目的でクロミと手を組み彼女のダークパートナーとなる。
マイメロに邪魔され音符が集まらないため、タクトを奪おうと歌に目をつける。自分に好意を持っていたため、デートに誘いチャンスを作るがクロミは失敗続き。
しかし学校などで接しているうち無意識のうちに歌が意識の中に積っていき、感情に影響を及ぼすようになっていく(心の中に歌の変な顔や水着姿などの瞬間が留められている)。
しかし曲の音色が甘くなっている事をダークパワーに告げられ、歌への興味が音色を変化させた事に気付き歌からの電話を切り、歌との思い出を夢のゴミ袋に捨てる。終盤ではダークパワーに飲み込まれてしまうが、後に夢の世界に入ってきた歌によりゴミ袋が開かれその思い出は戻っている。
最終的に元に戻ったもののダークパワーの力で世界を混乱に陥れた元凶であることは変わりないため、続く『くるくるシャッフル』ではウサミミの刑なるものを受けさせられこんなことになってしまう。単なるネタだけの登場ではなく、新たに登場した彼の弟・潤との関係も年間を通じてクローズアップされた。
終盤のバイオリン演奏からのダークパワーに飲み込まれた潤との対話は必見である。
歌とはすれ違ってしまったため恋愛関係には至らなかったが彼女のことはなお気にかけており、バクをナスビザウルスから助けるため歌が自分から魔法で巨大化・暴走しウサミミ仮面として対峙した際は「傷つけるわけには」と攻撃できなかった。
『すっきり♪』ではパリへ留学し、夏休みに日本に戻ってきている。
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