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柊恵一

ひいらぎけいいち

柊恵一とは、アニメ『おねがいマイメロディ』のキャラクター。
目次 [非表示]

CV:置鮎龍太郎(少年時代:中川里江


概要編集

夢ヶ丘高校の1年生で、夢野歌が所属している音楽部のOB。歌の姉・とは同級生。


柊コンツェルンの孫。トイレの数だけで88もある豪邸に住み、執事のセバスチャンがいる。

「天才」と称される程の名ヴァイオリニストで、女子による親衛隊も持つ。表面上は紳士的に優しく振る舞うこともあるが、その実はクールで刺々しい冷血漢。

恵まれた生活、美青年文武両道、周囲にモテる完璧超人なため夢を持たず、俗なものには無関心かつ無感動。常に無表情で、家で一人本を読んでいるシーンも多い。移動手段は主にリムジン。頭脳明晰で合気道をも会得している。

優れた音感ゆえ、通常人間には見ることのできない魔法絡みの音符も視認可能。


人間関係や世間だけでなく音楽にも求めるものがなくなり、発表会帰りにバイオリンを捨てに向かっていたところクロミ達と遭遇。メロディ・ボゥの主に選ばれ、クロミと手を組み彼女のダークパートナーとなる。


クロミに好意を寄せられていることは承知の上で、その上で彼女を都合良く扱っている面が大きい。だが気まぐれと称しクロミに温意ある行動をしたりと、少なからず情はある模様。

曲の演奏時はやたら上半身裸になりたがる。彼の半裸シーンは悪夢魔法バンクにて毎回拝める他、最終決戦時にも自ら脱いでいた。何が彼をここまで脱がせたがるのか。

美意識は高いがそれを超える美紀ポエムには気絶した。また、キレた際はちゃぶ台返しならぬ長テーブル返しをする(それも食事ごと)。


『おねがいマイメロディ』編集

上述の通りクロミ達と出会い、メロディ・ボゥの主に選ばれ世界に秘められたる曲があると聞かされる。

曲に興味を持ったことでダークパワーの曲の完成を目論み、自らの興味を満たす目的で悪夢魔法の力の源となる。なお無印の後半まで、歌達は柊がクロミとダークパートナーであることを知らなかった。


マイメロに邪魔され黒音符が集まらないため、タクトを奪おうとに近づくようになり、彼女が自分に憧れめいた好意を持っていたこともあり、デートに誘いチャンスを作る。

作戦は失敗が続くも、学校などで接しているうち無意識下で歌との思い出が意識の中に積もっていき、彼の感情に影響を及ぼすようになっていく(心の中に歌の変顔や水着姿などの瞬間が留められている)。

次第にダークパワーと手を組み出すがダークパワーが柊に憑りつけないことや、自分しか曲を弾けない弱みを握ることで最終的には服従させた。

曲の音色が甘くなっていることをダークパワーに告げられたことで歌への興味が音色を変化させたことに気付き、歌からの電話を切って彼女との思い出を精神世界の夢のゴミ袋に葬った。


メロディ・ボゥと対をなすメロディ・ヴァイオリンを入手するとダークパワーの影響を受け、髪が黒みがかり目つきが鋭くなった。

黒いコートを着込み出し、学校でメロディ・キーをチャージする演奏をしたり歌に手を出し自ら黒幕である事を明かす等、嘗ての理知的な彼からは考えにくい短絡的な行動が目立つようになってくる。

終盤ではダークパワーの曲を演奏し、歌の言葉で正気を取り戻すもその隙にダークパワーに乗っ取られてしまう。

世界を滅ぼしかけるが、後に夢の世界に入ってきたクロミと歌によりゴミ袋が開かれ、思い出が戻ると共に自分の過ちに気づく。

そして歌への想いをとして認識し、「君みたいな妹がいたら、僕もこんな(ダークパワーの曲を完成させる)間違いは犯さなかったろう」と言ったことで歌の初恋は終了した。


『くるくるシャッフル』編集

上述の通り最終的に世界は救われたものの、ダークパワーの力で世界を滅ぼしかけた元凶であることは変わりないため、夢を持たされるためマリーランドにて「ウサミミの刑」なるものを受けさせられウサミミ仮面に変身しマイメロのお助けキャラとして戦わせられる羽目になってしまう。

これだけなら単なるネタなのだが、新たに登場した実弟・との関係も年間を通じてクローズアップされていった。なお潤がメロディ・キーに魔力を充填させていることは知らずにいて、第5話の時点で可能性に思い当たるも「才能の欠片もない奴がダークパワーに選ばれるはずがない」として可能性を捨て去った。自分に反発し子供っぽい弟を軽蔑するような姿勢を見せるが、彼なりに気にかけている節はある。

なお幼少期には、潤が風邪で寝込んだ際自ら作曲した曲を弾いていたことが明らかとなった。しかし潤にその話題を持ち出された際は「知らないな」と言い放っている。


歌には誕生日の花束に「妹へ」と添えたり、表用に装っている優しさに本心からの要素が強くなったり、バクをナスビザウルスから助けるため歌が自分から魔法で巨大化・暴走した際は(ウサミミ仮面として対峙し)「傷つけるわけには」と攻撃できなかったりもしていた。


またクロミには「ギターは専門外」と言いかながらも、くるくるシャッフル11話では弟 潤の持ち歩くギターの半音ズレた弦をチューニングし逆手演奏にもかかわらず、左利き用のギターを潤以上に上手に演奏するなど天才っぷりが垣間見える。


48話にて小学生のサトルに掛かった悪夢魔法の世界を目の当たりにする。すると、自らが描いた宇宙の絵を潤に褒められたことや、上記のバイオリンのことを思い出す。サトルの夢を気に入り、お互い自己紹介した。

この悪夢魔法を解いたことでスタンプカードがいっぱいになりウサミミの刑が満了した。


終盤では、潤が一度は手放したメロディ・ギター(メロディ・ピックと対をなす)を再び手にする原因を作ったため、刑から解放されたものの彼がダークパワーに呑まれた最終決戦にて自らウサミミ仮面のコスチュームに身を包む。

クロミに指示して自ら悪夢魔法にかかり、他の面々が『ウサミミレンジャーズ』や『シツジ仮面トリオ』に変身するのと同時に再びウサミミ仮面としての力を取り戻す。

そして潤の意識が戻りかけた際に思い出の曲を演奏し、この曲は自分の曲ではなく幼い潤が口ずさんでいたメロディを基にした"潤の曲"であることを語り、潤の自我を取り戻させ和解に至る。

ちなみにやはり半裸になり、このシーンでは上半身裸で素顔にウサミミ頭巾・白いタイツという奇妙な出で立ちで演奏している。かなりシュールな絵面なのだが、バイオリンを演奏してからの潤との和解、即興で作った第二楽章・潤のギターとの兄弟セッションは必見である。


そして歌への感情を「妹じゃなかった」として、恋愛感情とようやく自覚。精神世界の中で「好きな女の子とバイオリン」という夢を見つける。

しかし歌は「妹」として既に自身の役割を割りきっていた上、と恋仲になったため、彼の初恋は実らずに終わった。この際人生で負けの経験が無かった上に芸術肌かつナイーブだからか、ショックを受け凄まじい量の負け犬オーラを放っている。


最終決戦の翌日、夢ヶ丘を離れヨーロッパを拠点とするバイオリンコンサートの旅に出た。一同の見送りを潤と共に受け、飛行機のブラインドを閉める際、一瞬ほんの少し笑っているのが確認できる。

『くるくるシャッフル』後半における実質的な主人公であった。


『すっきり♪』編集

上述の通りコンサートの旅を続けており、熱心な女性親衛隊が国際レベルでつくようになっている。潤とは和解こそしたが、喧嘩する間柄は変わっていない(「世界を滅ぼしかけてなお懲りてない」と評された)。

作曲も猛烈な量を行っているが、潤が言いかけた内容によれば失恋のショックによる反動らしい。しかしそれでも歌のことは気にかけており、(駆のことは若干目の敵にしているものの)歌の幸せを願いながら今もなお彼女を想い続けている。

夢ヶ丘には夏休みに一時帰国しており、その後マイメロの召喚で度々ウサミミ仮面として呼び出される羽目になった。ちなみにメロディ・キャンディが無いので、帰りの手段は飛行機による自力帰還である。

一時はプリンセスミラーの隠しボタンで二頭身のぬいぐるみキャラになってしまい、マイメロの誘いで夢野家に行った場合、歌に「弟ができたみたい」と言われる自分を想像して激しく落ち込んでしまう。挙げ句の果てにその姿をバクやマリーランドの城の者達に笑われ、「恵ちゃん」呼ばわりされたことに激怒し、自ら黒音符を取り込んだ上で制裁を仕掛け、自らすっきりした(ただし、マイメロは運が良かったために一人免れていた)。


関連イラスト編集

センシティブな作品らくがき恵一

柊恵一 /おねがいマイメロディ「ピンクで兎で外はねでイケメンのヒーロー


関連動画編集

夢の幕間~柊のテーマ


美・Guilty


ダークパワー第一楽章


ダークパワー第二楽章


美•最終楽章


関連タグ編集

おねがいマイメロディ

夢野歌 夢野奏 柿崎翔 柊潤 マイメロディ クロミ バク セバスチャン ウサミミ仮面

男子高校生  バイオリン 青髪 イケメン クール

残念なイケメン


紫京院ひびき:後の同監督作品に登場した同い年の敵役。芸術肌、裕福な家庭、完璧超人、仮面を着けた変装姿を持っていたりと共通項が多い。但しキャラの方向はかなり異なる。

朽木白哉:裕福な家庭、プライドの高い完璧超人など、共通項の多い中の人繋がり。しかし、こちらの絵のセンスは残念な方だが、義妹のことは大事に思っている。また、こちらもピンクの小悪魔に屋敷を好き勝手にされる等と振り回されつつある。


カップリング

柊歌 / 恵歌 マイ恵 柊クロ

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