概要
平安時代中期の武将で、土蜘蛛退治などの説話で知られる源頼光に従事した4人。
四天王に該当する人物は、渡辺綱、坂田金時、卜部季武、碓井貞光。
4人の主君である頼光同様に、後世に成立した『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』、『御伽草子』などで語られる大江山での酒呑童子討伐などが有名。
個人としては四天王筆頭とされる渡辺綱は京都の一条戻り橋の上で鬼の腕を切り落とした話が有名で、坂田金時は童話に出てくる金太郎の成人した姿である。
一方で卜部季武や碓井貞光はあまり有名な話が伝わっておらず、正確な人物像は不明である。