マゼランとは
- 初めて世界一周をしたとされる冒険家(実際は途中で戦死、後を継いだ部下が達成) →フェルディナンド・マゼラン
- 機動戦士ガンダムに登場する宇宙戦艦。名前の由来は1から。
ここでは2について説明する。
概要
地球連邦軍の主力戦艦で、全長327メートル、メガ粒子主砲2門、他火力に優れていて、連邦艦隊の象徴的存在であった。しかしミノフスキー粒子が開発され、MS(モビルスーツ)による有視界戦闘が主流となると、戦力としては無力化され、一年戦争当初は巡洋艦サラミスと共にジオン軍の「ザク」の前に次々に撃沈した。
V作戦を経て開発された連邦軍MS「GM」が登場し、オデッサ作戦の勝利後の宇宙反攻作戦では再び多くが建造され、GMを搭載しソロモン攻略戦や、ア・バオア・クー戦では艦隊の中心となって勝利する。
MS登場で一気に役立たずとなった存在だったが、連邦もMSを開発してからはその運用艦として多数使用されている。対艦戦闘ではまだまだ有効だったため、劇中チベ相手に圧倒して撃沈させる場面もあった。レビル、ティアンム、ワッケインと言った主要提督の座乗艦になっている。
ジオン軍の艦艇と比較すると「THE ORIGIN」ではマゼランの火力に匹敵するのはグワジン級だけとされていた。MS相手にバズーガの一撃で沈む場面も多く見られたが、ムサイやチベとてガンダムやコアブースターの攻撃で簡単に撃沈しているので、艦艇同士では性能に差はないだろう。MSをどれだけ搭載し、それらといかに一体化して運用したかが戦場での差となったのである。
Zガンダム以降の登場は見られない。