セアカフタマタクワガタ
せあかふたまたくわがた
概要
体長は最大95mm近くになる大型種。スマトラ島、ボルネオ島、マレー半島などに分布。
大アゴが太短く強く湾曲するのが特徴。また、「セアカ」の名前のとおりオスの上羽の後ろ半分が赤褐色になり美しい。一方メスは全身黒一色。
学名からパリーフタマタクワガタとも言う。
気性は非常に荒く、メスでもよく喧嘩するほか、オスがメスを殺すこともあるため、飼育の時は注意が必要。そしてフタマタクワガタの例に漏れず豆腐メンタルな一面も。
同じフタマタクワガタの仲間であるマンディブラリスフタマタクワガタとは分布域が近く、セアカマンディ(セアカマンディブ)あるいはキルヒナーフタマタクワガタと呼ばれる雑種が生じることもある。
野生産(ワイルドと呼ばれる)セアカフタマタクワガタとして売られているペアのメスが間違って別種のフタマタクワガタのメスになっていることも多い。
甲虫王者ムシキングでのセアカフタマタクワガタ
初期シリーズから2004セカンドプラスまで登場。
肩書きは「アジアの凶器」。つよさ160のアタックタイプ。
超必殺技は「ローリングクラッチホールド」。
アダー完結編にて究極必殺技「スーパーローリングクラッチホールド」が使えるようになった。
ちなみに、スーパーローリングクラッチホールドは2007年発売のDSソフト「甲虫王者ムシキング スーパーコレクション」にも没データが存在しており、コードフリークを使って改造すればセアカおよび2005ファーストまでのミヤマクワガタで使用できた。
もしも2007セカンドがあれば、同年ファーストのエレファスゾウカブト同様にスーパーローリングクラッチホールドのわざカードとともにセアカフタマタクワガタが再登場したのだろうか。
新甲虫王者ムシキングでは2016 2ndに登場。SR。肩書き、必殺技は旧版と同じ。
上記の究極必殺技の存在から、覚醒するのではないかと考えるファンもいる。