ドラゴンゾンビ
どらごんぞんび
概要
死んだはずのドラゴンが何らかの要因で蘇ったアンデッドモンスターで、様々なゲームに登場している。
大まかには、その名の通り「朽ち果てたドラゴンの死骸が蘇生したゾンビ」である場合と、「白骨化したドラゴンが動いているもの」である場合に大別される。
VP1(レナス)
チャプター2に登場するダンジョン『ネルソフ湿地帯』にてボスとして登場する。
ゾンビ故に耐久力が異常に高い為、通常攻撃は殆ど効かない。更に攻撃力も高く、ファイア・ランス、火炎放射、インフェルノブレスといったガードと回避不能の強力な攻撃を繰り出してくるので、序盤において強大な鬼門となるのは必須である。
聖属性の魔法が弱点なのだが、チャプター4あたりにまでならないと魔術士系のキャラクターに覚えさせる事が出来ない無い為、アリューゼの死後、彼の家で手に入れられる『ドラゴンスレイヤー』を使うのが、最も効果的である。ただし、ドラゴンスレイヤーは破損率が非常に高い為、ここぞという時に使う事を心掛けたい。
ネルソフ湿地帯の他では、忘却の洞窟やサッカス浸食洞といったダンジョンに、派生型が登場する。
VP2(シルメリア)
VP1のネルソフ湿地帯に存在したドラゴンゾンビ誕生の経緯が明かされている。
大陸暦468年、冒険者であったジェシカは、冒険の途中に立ち寄った遺跡で宝石を発見するが、実はその宝石には邪竜が封じ込められており、何も知らなかった彼女は封印を解放してしまった結果、邪竜に殺される末路を辿った。
それから約21年後となる大陸暦489年、街に封印されたドラゴンが出没し暴れる様になった事から、ネルソフの領主はドラゴン討伐を目的とした兵士達を広く募る。100人ばかり集められた兵士達は、
ドラゴンと激しい激戦を繰り広げ、遂に一人の戦士がドラゴンの心臓に剣を突き刺し、ドラゴンの討伐に成功する。実はこの時、ドラゴンにとどめを刺した戦士・ジェラルドこそ、かつて邪竜の封印を解いてしまったジェシカの実の息子であり、何も知らないまま、ジェラルドは母親の仇を討つに至ったのである。
だが、本当の悲劇はここから始まってしまった。
ジェラルドの剣を突き刺さされたドラゴンの心臓からは、致死率の高い毒素を含む血液が流れ出してしまい、ジェラルドを始めとするドラゴン討伐を行った兵士達は、全滅。その毒素は、ネルソフ一帯の生あるもの全てを死滅させてしまうのだった。更にはドラゴンそのものもゾンビとして生きながらえており、このドラゴンゾンビこそが『レナス』のネルソフ湿地帯に出没するものであった。
何も知らなかったとはいえ、ジェシカとジェラルドの親子二人がとった行動は、結果的にネルソフ全体に取り返しのつかない悲劇を齎すことになってしまうのだった。
降臨ダンジョン「ドラゴンゾンビ降臨!」のボスモンスターとして現れる。
降臨ダンジョン「ドラゴンゾンビ降臨!」
ドラゴンタイプを持つモンスター限定という制限がかかっている。難易度は超級と地獄級の2つ。ノーマルダンジョンで、敵は闇属性のみ。
B1:アメペンドラ/クロムギドラ×2
B2:ボーンフィッシュ×3
B3:ティアマット
B4(ボス):ドラゴンゾンビ
・スキル上げ対象モンスター
性能
進化 | ドラゴンゾンビ→屍霊龍・ドラゴンゾンビ |
---|---|
属性 | 闇→闇・木 |
タイプ | ドラゴン・悪魔 |
スキル | デッドライズ(盤面上の闇・木ドロップを強化) |
リーダースキル | 深淵の防護(光属性の敵からの被ダメージ半減) |
ステータスはHPが5000オーバー、回復が低めという体力タイプ的な配分。悪魔タイプを生かしたサタンチームでの運用ができ、スキルで闇ドロップを強化できるため他の闇属性チームでも活躍できる。ただし最近は同タイプでステータスの高いセルも登場しているため、役割を競合しがち(属性は木・闇でドラゴンゾンビとは逆)。
ドラゴンセイバーでは
ステージ7のボスとして登場。
外見はボロボロに朽ち果てたドラゴンの死骸であり、ゴースト(ザコキャラ)を呼び出したり、電撃を帯びたブレスを吐き出して攻撃する。
溜め撃ち以外の攻撃を当てると放射状に撃ち返し弾を放つ為、必然的に溜め撃ちのみでの戦いを強いられる。
テイルズオブゼスティリア
隠しダンジョンのカースランド島の中央にある朽ち果てたドラゴンの化石が穢れによって動き出した姿として登場。
ザ・カリスに捕らわれていたドラゴン3体分の穢れを吸収したため、普通のドラゴンよりもタフであった。
この作品のはるか過去を描くテイルズオブベルセリアでは、カースランド島がカノヌシに穢れを喰わせるためのドラゴン牧場であったことが明かされ、この化石の主も判明した。
元々はテレサ・リナレスの配下だった使役聖隷1号(シルバ)であったが、カノヌシに穢れを撃ち込まれてドラゴン化、更にザ・カリスの穢れを吸収して復活したが再び止めを刺されて化石となった。