XIII機関
じゅうさんきかん
概要
1から13までのナンバーを振られた13人の上級ノーバディと、その配下である下級ノーバディたちによって構成された組織。大いなる心「キングダムハーツ」を完成させようと、あらゆる世界の裏で暗躍する。
機関員にはほぼ毎日サイクスを通じてゼムナスからミッションを任される。
内容は様々であり、ハート回収(ロクサス・シオン)・各ワールドの調査・ハートレス討伐・他の機関員の援助・人員補充・心に関する研究などである。
機関員はもとの名前に「X」を加えてアナグラム化した名前を持っており、またフードつきの黒いコートを身にまとっている。
漫画版では寒い日にこたつを出していたり会議にお菓子などを持ち込んだりと本家と比べ生活感がある。
給湯室のような場所もあってデミックスがドリアを温めていた。
あとサイクスが他の機関員の世話をしているというのは二次創作であり、実際にはダスクがしている。
時系列の関係で、COMで戦った者はⅡでは消滅しており対戦は不可能だったが、ⅡFM+での追加ダンジョン最深部にて「再現データ」として13人全員との戦闘が可能となった。
しかし、「再現」と言っているくせにその全てが本物より遥かに強く(分かりやすく言うとセフィロスがザコに思える程)、完全にパターン化した動きをしなければ勝つのはほぼ不可能。
358/2では主人公であるロクサスを中心に機関の内幕が描かれた。
指導者であるゼムナスが大方針を決定し、それを元に副官のサイクスが任務を策定して他の機関員に通達するという形式で機関が運営されている。
非常に機密情報が多く、末端の機関員には機関の動向や行動指針が詳しく教えられない。それぞれの機関員が受け持つ任務の内容が異なるため、他人の任務を知る必要はないと説明されるが、謀反を企てる連中やゼムナスにとって代わろうとする者とそのために汚れ役を担う奴が自分の任務と称して暗躍したり、機関への不信感が爆発して脱走する奴らが出てくるなど、マイナス面ばかりが目立つ。
しかも機関員の休暇が一年でたった一日(漫画版では二日)という労働環境であることが判明。一応、その日の任務が終われば明日まで自由時間ということになっているが、ゆっくり休めるような時間がない。
挙句、末端のノーバディは機関員の訓練相手として味方に消滅させられるようなひどすぎる扱い(漫画版でもサイクスがダスクに偽機関員の足止めに行けと消滅前提の命令をしている)である。ブラック企業なんて比じゃないほどアットホームな職場だ。
機関員
番号 | メンバー名 | 英字表記 | 元の姿 | 補足 |
No.I | ゼムナス | Xemnas | アンセム(Ansem)を騙ったゼアノート | 機関の指導者。KH2の黒幕。 |
No.II | シグバール | Xigbar | ブライグ(Braig) | 初期メンバーの一人 |
No.III | ザルディン | Xaldin | ディラン(Dilan) | 初期メンバーの一人 |
No.IV | ヴィクセン | Vexen | エヴェン(Even) | 初期メンバーの一人 |
No.V | レクセウス | Lexaeus | エレウス(Aereus) | 初期メンバーの一人 |
No.VI | ゼクシオン | Zexion | イエンツォ(Ienzo) | 初期メンバーの一人 |
No.VII | サイクス | Saix | アイザ(Isa) | 機関の副官 |
No.VIII | アクセル | Axel | リア(Lea) | |
No.IX | デミックス | Demyx | 不明 | |
No.X | ルクソード | Luxord | 不明 | |
No.XI | マールーシャ | Marluxia | 不明 | KHCoM(ソラ編)の黒幕 |
No.XII | ラクシーヌ | Larxene | 不明 | |
No.XIII | ロクサス | Roxas | ソラ(Sora) | KH358/2Daysの主人公 |
No.XIV | シオン | Xion | No.i | 非正規メンバー |