概要
「柔道着ブルマ」とは、漫画家・河内克敏が、自身の作品である『帯をギュッとね!』にて「開発」した、いわゆる「着エロ」である。
事の経緯
それは、少年サンデーコミックス『帯をギュッとね!』の第14巻 その9「個人戦に向かって」での出来事。
(本作は全話通して○○話という明記が無いため、こういう表記となる)
浜名湖高校のお昼休み。
県大会個人戦の体重計量のために学校の柔道場へとやってきた杉清修、宮崎茂、そして粉川巧の三人は、そこで二つの影を見た。
そして、柔道着の下にブルマを履いた格好で、柔道の練習をしていた。
お昼休みの前が体育の授業だった二人は、県大会の女子柔道個人戦に出場する桜子のために
に、保奈美がお昼休みの練習に付き合っていたのだ。
まずは体操着のまま道場でお昼を食べ、
そして、
保奈美「どうする?着替える?」
桜子 「上だけでいいんじゃない?」
保奈美「そうだね、上だけ羽織ればいいか………」
というわけで、二人は下はブルマを履いた体操着のまま、柔道着の上着を羽織った格好で練習をしていた。
※実際はこの投稿作品の左側の絵の通りとなる。
この姿を名付けて、「柔道着ブルマ」と呼ばれるようになった。
杉 「それにしてもエッチですなーーーっ、あのカッコは」
宮崎「いやまったく。見慣れてたハズなのに、ちょっとしたアレンジで新鮮に………」
それを「オヤジ的発想」と呆れながら聞いていた巧まで、「きゃっ!」と言って体勢の崩れた保奈美に見惚れてしまう有り様で。
結局、巧が杉と宮崎を止めたが、時、既に遅く、
その様子を見咎めた桜子に、
「 このケダモノどもが!!! 」
と罵られてしまい、
杉、宮崎、そして巧まで、三人揃って、
「ケダモノ先輩」
と呼ばれるようになりましたとさ。
もちろん巧は、保奈美に平謝りに謝っていたとさ。
ちゃんちゃん。
少し余談
このエピソードは、杉と宮崎と巧の「健康的な男子」なお話であるのと同時に、
作者である河合克敏の、ムッツリ………、いやいや、はっきりスケベな性質を象徴するエピソードとして、『帯をギュッとね!』の文庫版の解説文にて漫画家・藤田和日郎に言及されてしまう程のネタ話となっている。
まあ、「彼の、幻のコラボ漫画」に参加している時点で、いろいろとお察しなのではあるのだが(笑)
ちなみに、現在の学校教育ではブルマが廃止されている状況にあるため、今では現実はおろか、創作作品でもなかなかお目にかかれないであろう、と推測されている。