メンバー
ほぼアニメオリジナルのキャラクターである(そのため原作ベースのOVAだと基本出てこない)。ラムへの呼び掛けは、メガネのみ「ラムさん」。パーマ、カクガリ、チビは「ラムちゃん」と呼ぶ。リーダーはメガネで、4人組の中で(というか『うる星やつら』の全キャラクターの中で)最も強烈な個性を放っている。
メガネ
ほとんど押井守と千葉繁が生み出したといえるキャラ。押井が千葉をほぼモデルにして作り上げたといわれる。口癖は「オダマリッ!」。
当初は「生徒A」というモブキャラにすぎなかったが、声優の千葉繁の演技が押井守に受け、スタッフがみんなで弄りだし『うる星やつら』を語るうえで外せない最強キャラに成長した。
マニアックなオタクで、ナチスや全共闘の学生の様に群衆の前で演説することもしばしば。押井の代弁者的存在であり、2作目のアニメ映画『ビューティフル・ドリーマー』ではアニメ史上に残る名長台詞を披露した。その語彙力と饒舌さで彼の右に出る高校生は居ないと思われる。部屋にはラムのポスターが壁中に貼られており、写真を収めたアルバムも多数所持している。正にラムに青春を捧げた男と言えるだろう。
あたるがラムを悲しませる事をすれば、すぐさま学校の時計台裏に呼び出し幾度となく拷問を加え、時にはラムを救うためと称して二人の仲を引き裂こうとしたり、時には危険を顧みずラムを救出に向かうなど、その歪んでいながら真っすぐとした愛情は只者ではない。